「こころとからだの平和バトン」 母と子どもの絆を結ぶ愛情ホルモン、オキシトシン | source message

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「こころとからだの平和バトン」

【母子の絆・2日目】

 

 世の中には人生の難題に直面した時、「自分は大丈夫」「なんとかなる」と無条件に信じられる人と、そうでない人がいます。これを“基本的安心感”というのですが、実はその基盤は、胎児期からわずか1歳半ごろにでき上がると言われています。それは母と子どもの絆を結ぶ愛情ホルモン、オキシトシンに関与しているそうなのです。母親は出産時に自然な分娩に任せれば、大量のキシトシンを分泌します。このナチュラルなホルモンが出ることによって、我が子を愛おしく無条件に愛する母性愛というものが形成されるのです。

 

 この無条件の愛情からなる母子の絆が、乳幼児が1歳半ごろまでの間に形成されるのは、子どもの脳でオキシトシンなどの受容体が最も増える時期だからだそうです。この時期にしっかりと抱っこやスキンシップをすることで、子どもの基本的安心感、人生に対する信頼感を育みます。母親との愛着は“安全基地”となり、安定した愛着を手に入れた子どもは、健やかな成長や発達が遂げやすいだけでなく、そこを心のよりどころとして、外の世界に積極的にかかわっていけるのです。

 

 ところがこの愛着が乏しいと、些細なことで傷ついたり、不安を強く感じたりしやすく、自己評価の低い人間になってしまいます。ちょっと拒絶されたり否定されたと思うだけで、自分が無価値な人間になってしまったように感じてしまうのです。

 

 

宮崎 ますみ さんの Facebook ページより

https://www.facebook.com/masumi.miyazaki.12?eid