世界の借金総額は「2京7000兆円」に膨れあがっていた……。これが炸裂すると
しかし、実は今回、このことをご紹介しようと思ったのは、「日本のすごさ」が際立つからでもありました。
日本の債務が信じられないほど多いことは周知ではあるかと思うのですけれど、国際金融協会のこの 4月のニュースリリースにある日本の圧倒的な債務の状況には、
「本当にどうすんのこれ?」というような感じは漂います。
そこには各国の政府債務の GDP 比が載せられているのですけれど、主要国の債務の GDP 比は以下のようになっています。
主要国の政府債務のGDP比
・アメリカ合衆国 100 %
・イギリス 103 %
・中国 49%
・インド 68%
・韓国 39%
・ロシア 14%
・EU経済圏 97%
・日本 225 %
日本の債務の GDP 比の 225 %というのは、そこに近い国さえ存在せず、ダントツのトップであり、いくらアメリカやイギリスの債務が増加し続けているといっても、比較になるものではなさそうです。
いろいろと日本との関係に問題があるとも言われている韓国も、政府債務の GDP 比は、39%です。
なお、日本の債務の GDP 比は「 2001年には 144%」でしたので、21世紀に入ってから、ものすごい増加をなしているようです。
ちなみに、第二次世界大戦後の日本も、戦争のための戦費総額によって大変な状況でしたが、その時の GDP 比は、220%と記されています。
今はそれを超えているのですよね。
2019年度予算案を閣議決定 一般会計101兆4564億円、初の100兆円超え