無常なる夜叉のまやかし ~ peace ~ 私のなかにも夜叉はいる。 それは私が弱っている時をみはからい、 囁きかけ、誘い、惑わしてくる・・・ 不安、恐怖、心配,不信・・・ それらは私の心の陰として、 本体をも覆い隠そうとしてくるのだ。 そんなもの、 覆いたければ覆わせてしまえ! それは太陽にかかる黒雲のごとく、 無常なる夜叉のまやかし。 それが私の心を覆おうとも、 その雲間からいずれ光が差し、 溢れ、 はるかな空がひろがることを私は知っている・・・ 覆いたければ覆わせてしまえ。 〝 光 〟 は常にわがうちにあり。