いつの世も、人々は、
月を見上げて、祈りと夢を、
その光に広げてきた...
かたられるは人のれきし、
つづられるは人々のおもい、
いつの世も、
それらは夜空を、
やさしく照らす....
ながき時を、夜空からながめ、
月わ私たちをどうおもう....
なにをみて、
なにをきき、
なにをかんじてきたのだろう...
その雲間にあまの月は、
なにをおもってきたのだろう...
わたしたちの祈りをききながら、
なにをねがってきたのだろう...
かたられるは月のれきし、
たくされしははかなくも、
永遠のいのりのことば...
ものの形ははかないけれど...
そのなかに、
ほんものの 〝 ひかり 〟 は、
はいっていて...
その幻にまどわされたとき、
いつの世も、人々は、
夜空をみあげて光をみる...
夜空をみあげて光をみる...
月は見とどけ、
やさしく照らす...
ないている人、わらっている人、
かんがえている人、あるいている人、
わけへだてなく、
すべてをききいれ、
やさしく照らす...
やさしく照らす...
月を見上げて、
世を憂う、
それは幾千もの夢、
かぞえきれぬ、
祈りの光...
コメントは次にでも書こっかなぁ~