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黄砂で比叡山と右大文字が白く霞んで見える5月3日でしたが・・・、

お味噌作り(2011年2月26日)でお世話になった 、『モリノメグミ 』さんにて、端午の節句のちまき作りに参加してまいりました。

神社の豊かな森が近いためか、ここでは黄砂をあまり感じませんでした。


ちまきといったら、塩味と出汁のきいたもち米の炊き込みご飯で・・・と考えていたら、甘い和菓子系だったので、ビックリ。

厄除けの祈りをこめて受け継がれてきた、伝統の味を知ることができました。


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材料も、お米にこだわるモリノメグミさんならではで、今回のテーマも、「古代米・緑米で粽をつくろう」とタイトルされています。


これが緑米。剥くと白米ですが、この外側部分に栄養があるので、昔は精米せずに利用していたそうです。


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今回、米類はあらかじめ、スタッフ各位がすりつぶして粉にしてくださってました。


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それぞれ、緑米・上新粉。

最適と思われる配分で調合してくださっています。


こちらに、上白糖と本葛粉(or本わらび粉)を加え、水で溶きます。


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よく粉に水分を吸わせると分離しにくくなるみたい、と、ご一緒したお料理の先生がおっしゃっていました。

ただし空気があまり入らない方がいいとのことなので、よくまぜまぜしてからボウルの下からとんとんと叩いて空気抜きをしてみました。


それから、湿らせた日本手ぬぐいを敷いた蒸し器に、型(牛乳パックを輪切りにしたもの)を置き、流し込みます。
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そして、スタッフさんが蒸して下さる間、おやつでフリートークタイム。


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お団子があまりにおいしそうなので、手がいっせいに伸びます。

米粉にヨモギとニッキを練りこんだお団子、イカナゴ炊きこんだお結び、ほんとにおいしかったですドキドキ

私の差し入れバターサブレも、ささやかに仲間入り。(ほんとささやか。恥ずかしいっ)


和やかにお喋りタイムたけなわ、の頃に、ちまきの餅部分が蒸し上がりました。


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型から外すと、こんなにぷるぷるに変身しておる!

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これを、4~5等分して、円錐状に整えます。そして、クマザサの葉2枚を使って巻きます。


まずはお手本を拝見。


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イグサを使って、ぐるぐるキッチリと巻きます。

(注:写真で所在ない手つきが散見するのは、円錐形に生地を練ってべたべたした手を皆して持て余しているから・・・べーっだ!自宅でつくる際は濡れタオルを用意しておくと拭きやすいかもですね)


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仕上げに、余った茎を切って、形を整えます。




さあ、それではやってみよう。

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水につけてあるイグサをとり。

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水に浸けてあるクマザサをとり、


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円錐状に巻いていきます。

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そして、クマザサの葉(※殺菌作用もあります)の香りを移すために、1日2日、置きます。


本日のわが家での様子。

葉が固く締まってきました。巻きはキッチリ、の意味がわかりました。
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明日の、端午の節句に頂く際には、もう一回蒸しなおし、水にさらして冷たい状態で食すと美味しいそうです。

楽しみ!



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モリノメグミの皆さま、ご一緒した皆さま、楽しい時間をありがとうございました。


モリノメグミ・ナガオヨウコさんの面白いレポ はこちらです音譜


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