私のとっておきのおもてなし料理、それはカレーです。
おもてなしにカレーなんて、ちょっとピンとこないかもしれませんが。
でも、私が作る中で一番時間のかかる料理がこれなんです。


前日から仕込む、鶏ガラと豚骨。



鶏ガラ、野菜くず、ローリエにコンソメを加えて、丁寧にあくをすくいながら何時間もグツグツと



下処理した豚骨は、葱・にんにく・生姜と一緒に圧力鍋で強力に煮込みます。


一晩おいて、更に翌日もコトコトコトコト・・・。
本当はこんなに手間と時間がかかる"スープ"。普段の料理で活躍してくれているコンソメや顆粒ダシにはこんな時改めて感謝です。


味見するたびに着々と旨味が増していくのを確認しながら、食べる人の一口目の衝撃と感動を勝手に想像し、私はついついにんまりしています。


このスープを使って出来る料理が



『特製スープカレー』です。
数年前"たかがカレー"という私の概念を見事に覆してくれた料理がスープカレーでした。家でもこんな驚きを誰かに味合わせたいなぁと考えたのがきっかけで、時々気合いを入れて作るんです。



ということで、本日の東雲食堂(我が家)も大盛況。
友人達は滴る汗をぬぐいながら、黙々とスープカレーを食べてくれました。
「おかわり!」だって続出です。
作り手として、これほど嬉しいことはありません。


そういえば
もう大分懐かしくなってしまったが"司会進行が新郎新婦"というちょっと風変わりな私達の結婚披露宴で
"今までにない、私達らしい披露宴を"というコンセプトを十分にご理解下さったお店の方が、コースの〆に出してくれた料理も




なんと、スープカレーでした。
披露宴なのにカレーが出るという面白さ、まかない料理なので本来ならば従業員しか食べることができないという希少価値、そして何より気取らないけど驚くほど美味しかったこの料理を、私は絶対に忘れません。


ついでに主人は
純白のウエディングドレス着て、隣でカレーを「おかわり!」していた花嫁の姿も生涯忘れられないそうです^_^;。