フられてちょうど一ヶ月 | 私はデートDVの被害者?それとも加害者?

私はデートDVの被害者?それとも加害者?

4年間付き合っていた彼に、先月フラれました。いわゆるデートDVを受けていました。でも、もしかしたら私も同じように加害者だったのかもしれないと思う日々が続いています。とても苦しくて悲しくて、吐き出せる場所を探してここにたどり着きました。


あの日は真夜中
いくら連絡しても一日中繋がらず
不安でたまらなくて彼の家に行った

ぐっすり眠っていた
しかもかなり飲んできたような臭い

色んな感情がこみ上げてきて
彼を何で連絡くれないのと言いながら起こした

そして彼との最後のやり取りが始まった

腕を思いっきり握られて付いた圧迫痕

何度も突き飛ばされて肩に付いた青アザ

胸のあたりを思いっきり拳で殴られて付いたアザ

床に無気力状態で座っていたら
最後は肩を足で蹴られながら、
散々罵倒された

うざってーんだよ
いーかげんにしろよ
死ねマジで
っつーか早く出てけよ
二度と来んな 来たら警察呼ぶぞ

その時の表情や声色をしっかり覚えている

あれから一ヶ月
まだ一ヶ月

今ごろ彼は
全てを私のせいにして
私を精神異常者として
本当に別れるまで大変だったんだと
最後なんて夜中家まで押しかけてきたと
周りに理解を求め
言って回っているだろう

自分が手をあげた事なんかは絶対に言うわけもなく

そして平穏を取り戻したかのように
あの外資の広告代理店で
やっと起動に乗った仕事をして
心にもない言葉を書いているんだろう

同僚や後輩
色んな煌びやかな女性に囲まれ
やっと自由になれたと同情をかいながらいまを過ごしているんだろう

そんな別れの何日か前まで
彼は
私との結婚という言葉を口にしていた

今となっては信じられないけれど
一緒にいたい
大好き
私といると幸せだと
そう言っていた

フラれたのは辛いかもしれないけど
でもそんな男ならよかったじゃんと
思う人が大半だろう

でも
そういう最後を迎えるまで
色んなことを経て
あそこまでに至る流れがあり

それこそがまさにデートDVなわけで


でも
こうして記憶を整理出来て
振り返る事が出来れば
いろんなことが 客観的に見えてきそうだから
始めてよかった

私自身も
本当の自分自信を知るのは怖い
だけど、どんな自分でも前に進みたい

どんな自分もちゃんと受け入れて
本当の幸せというものを感じたい

そうして生きて行きたい