その日は連休明けだったので、

朝一でいくつかの病院に電話し、
今から予約がとれる産婦人科を探しました。
 
 
結構予約が詰まっているところが多く、
4件くらい電話かけて、
ようやく車で15分くらいの産婦人科に
予約できました。
 
 
 
 
 
 
到着後、すぐに尿検査し、
50分くらい待ちました。
 
その日は夜勤入りだったので、
朝から神経を使うことは避けたかったですが
 
今日ばかりは、何時間待とうと
はっきり確認しなければ帰れません滝汗
 
 
 
 
 
 
 
 
名前がよばれ、少しの問診のあと、
すぐに内診台へ。。
 
 
もう何年間も欠かさず
子宮癌検診を受けているので
内診台に対する抵抗はないはずですが、
 
この日は色んな思いから、
心臓がバクバクでした滝汗
 
 
 
 
 
 
私側にもモニターがついており、
先生と同時にエコー画面を見ることができました。
 
 
経膣エコーを入れてすぐに、
先生が手を止めました。
その時の画面に、
しっかりと、
胎嚢、
そして小さな胎芽を確認できました。
 
 
そして、
胎芽の中心が、規則正しく、
ピカピカと光っているのが見えました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「これが、胎嚢っていう赤ちゃんの袋。
 
そしてここが赤ちゃんね。
 
心臓が動いているのがわかりますか?」
 
 
 
 
 
優しく説明する先生の声が聞こえました。
 
 
 
 
 
ピカピカと光るその画面を
じーっと見つめながら、
 
 
今までに経験したことがない、
 
 
なんとも言えない
 
 
幸せなあたたかな感情に包まれました。
 
 
 
 
 
 
 
 
場違いかもしれませんが、
わたしはそこで、
 
 
そうか、
母親も、私や兄を身籠ったとき、
きっと、
こんな幸せな感情に包まれたに違いない。
 
 
と、涙が溢れたのです。