英語の読み書きーdecodable books | TOEIC990英検1級Yuka先生のブログ(サウンド・オブ・イングリッシュ)

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英語圏在住歴11年、現在愛媛松山市在住の二児ママです。

英語の読み書き≫

 



フォニックスの学習と平行して、”Decodable Books”を読むことが大切です📕

 

Decodable とは、「decode=解読 able=できる」という意味で、decodable booksは、英語の読み書きを習い始めた子供達が、既に学んだフォニックスのルールを用いて『自分の力』で読めるように厳選した単語で作られた本のことです

 

フォニックスの学習進行度に合わせた本を読むことが重要なので、通常分かりやすいようにレベル分けされています👍

Decodable books
にはFloppy’s Phonics(ORT)Bob Booksなどのシリーズがあり、Jolly Phonicsなど民間のフォニックス学習プログラムもそれぞれにDecodable readersを販売しています。

簡単で短い文章で書かれている絵本が、英語の読み書きを習い始めたばかりの子供達にとって必ずしも読みやすいとは限らないので、特にフォニックスを学び始めてすぐの時期はDecodable booksを中心に子供に読ませてあげるとよいと思います🤔


習ったばかりのフォニックスのルールを実際に用いることで、学んだフォニックスの知識が身につき、自分で本を読めたことで自信にもつながります😊

Decodable Books
ではない簡単な絵本を読む場合、イラストから単語の発音を推測したり、繰り返し出てくる単語を単に記憶に頼って読んだりする場合があり、これは自然なことのように思いますが、今後、絵がなくさらに難しい文章を読むようになる時に限界がきます。

ですので、英語の読み書きを学習しだした時点からフォニックスのルールを用いて本を読むことは、今後の英語の読み書きのスキルに大きく影響するとされています。

Decodable Books
以外の、レベル分けされているような児童読書用の本を子供が読む場合、子供がどこまでフォニックスのルールが分かっていて、どの不規則単語(フォニックスのルールが当てはまらない単語、sight words, irregular words, tricky words, red wordsなどと呼ばれる)まで学習しているかを保護者が把握して、隣でサポートしてあげると良いかと思います。

まだ学習していない部分は、無理に子供に読ませず、大人がサポートしてあげると子供のストレスが少ないです。


サポートする大人は、子供が読めない単語をさらっと読んでしまうのではなく、フォニックス読み(音素を一つずつ発音)してあげて、子供が自分でブレンディングをできるように促してあげる方法がお勧めです。


参考までに、私がうちにあるdecodable bookを読んでいる動画をインスタに載せました。


子供がdecodable bookを読む場合も、最初は指で今読もうとしている個所を指さしてあげるといいです。本を読むということは、文字を左から右に読むこと、ページは左側を先に読むこと、など大人にとって当たり前のことが子供にとって最初は難しかったりもします。


ただ注意点として、Decodable booksや初級の児童読書用の本は使える単語や表現がどうしても限られてしまうので、Decodable booksに加えて、文章表現が豊かでストーリーがおもしろい本を大人が読んであげることが、「本を読むって楽しい!英語って楽しい!」と子供に気づいてもらうためには大切かな、思います(^-^)


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