夢幻乱舞2024夏 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

八月朔日

八月は毎年、命について考える季節。

いやいや八月だけじゃいけないな…

命について、より深く考える季節にしよう。

と、云う訳で約一ヶ月ぶりの乙女高原へ。

あまりにも撮影枚数が多くなってしまったので、

昆虫編と山野草編の2回に分けてのお届け。

いきなり草原の柵に入る前から豹紋蝶現る。

えぇ〜ギンボシヒョウモンかな。

これは幸先良い。

と…あぁ今度はクジャクチョウだぁ。

う〜ん羽根開いてくれないなぁ。向きも良くない。

また後で見てみるか。

ぉ、ジャノメチョウもいる。

このままじゃ、いつまで立っても草原に入れない。

思い切って行きましょうか。

一歩踏み出せば、花は草原だらけ…ぃゃ草原は花だらけだ。

またクジャクチョウいた。でも、観察路から遠いな。向きも良くない。

そのうち何とかなるだろう。次へ向かおう。

クガイソウにマルハナバチ。左、オオマルハナバチ。右はミヤママルハナバチかな。

早くも吾も亦紅なり。

アサギマダラ発見。

そりゃこれだけヒヨドリバナやヨツバヒヨドリが咲いてりゃ、

アサギマダラにとっては天国みたいなもんでしょ。

暫く登ったら、もう一頭。

アサギマダラって深呼吸するように穏やかに翔ぶな。

登り詰めたが富士は見えず。

ミドリヒョウモンが居たぞ。

本日四頭目のクジャクチョウ。こいつはなんとかしたい。

ロープの外で近づいても逃げないし。

ねばった甲斐あって良いのが撮れた。ご協力ありがとう。

ハバヤマボクチの蕾に止まるアキアカネ。眼が回らないのか。

またまたアサギマダラ。今日はよく会いますな。

会える時には会えるもんだな。昨年は殆ど会えなかったのに。

行先々でふわりフワリ…

白日夢をみているよう。

雲間から日が射して来た。

強いそれを避けるように、

木陰に集まって来た。

連れ立って微睡む。

昔はもっとワサワサ集まったのを観たもんだが…

でも、久々にこんな光景を見て、なんだかホッとした。

 

ん。珍しく豹紋蝶が金網に止まった。日陰を求めてか。

これ同定しやすいなぁ。ミドリヒョウモン。

これオオマルハナバチかなぁ…お尻がよく写ってないんだけど、

お尻白かったらセイヨウオオマルハナバチだから大事だよな。

これナガマルハナバチかしらん。仲良し。

キバネセセリだろうか。

今日は我も亦紅なりがよく撮れる日だ。

今日は草原の何処に行っても、ヒヨドリバナさへあればアサギマダラがいる。

クガイソウ撮ってたら来たこれも、

オオマルハナバチだよなぁ。

草原を後にしようとしたら、またアサギマダラに袖を引かれた。

今日はジッとして動かない赤トンボが多いな。

じゃ、湿原へ。

湿原では虻が執拗にまとわりついてきて、鬱陶しいったらありゃしない。

汗舐めに来てるならいいけど、刺されたら嫌なぁ。

んん…薄茶色でヒヨドリくらいの鳥が翔んで出たぞ。

あぁ唯一の鳥撮りチャンスだったのに…記憶を頼りに推察するに、カワガラスではないだろうか。

 

ジャノメチョウかなヒカゲチョウかな。遠くてよく分からん。

林道脇の陽だまりにジット動かないヒメキマダラセセリ。羽化したてだったのか。

このペタンってしてるのは、ジャノメチョウだよな。

オニノヤガラの天辺に赤トンボ止まっとる。

そうかワレモコウと赤トンボは相思相愛ではなくて、

赤トンボは何でもいいんだな。

帰り際に見付けたイカリモンガ。蛾は地味って先入観は良くない。

では、次回は山野草編です。