初盆 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

 八月十五日

 終戦の日、お盆。命について考える日だけれど、
肉親を送る、新盆はまた違ったものではないか?と
今年の「精霊流し」の長崎を想う。

 昨今、観光化したお祭りに
花火が祖先の御霊を送るものであることや、
盆踊りの闇がご先祖と一緒になるための方法であること等
本質が見失われていて残念に思うことが多々ある。
 「細かい事言わずに、楽しければいいんじゃないの」と言う向きもおられるが
未来と過去を繋ぐ行事なのだから、魂の暗い部分と楽しさとの共存はやはり必要だと思う。