お彼岸に帯那山 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

観察会から明けて、さて帰ろう帰って洗濯しよう。
そうは思ったが天気予報は思わしくない。
だけど、お空は晴れている…うむむ。
そーだ。こんな時にはお気楽登山。
山梨百名山なのに山頂直下まで車で行ける、
帯那山に行こうじゃあ〜りませんか。ヤマラッキョウ咲いてるかな。
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山頂に一番近い登山口に着いた。ここから山頂は10分かからない。
レイジンソウが咲いてる。
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トリカブトの仲間だから不気味だが綺麗。
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北側斜面薄暗く湿った登山道。
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おっと。サラシナショウマかな。葉がないから自信がないが。
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レイジンソウを撮るために登山道から一歩外れたら、
足元で、なにかガサッと動いた。
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蛙じゃん。チッさ。可愛い。
アカガエルね。
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動きは鈍くノソノソしてる。
心なしか表情がトロンとして眠そうだ…ぁ元々か。
そろそろ冬ごもりの支度かな。
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アヤメ群生地まで登ったら明るくなって、
未だウツボグサが咲いてた。
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タチフウロもあるぅ。
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早速のヤマラッキョウ。
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ハナイカリも見っけた。
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やったぁ。ウメバチソウ。
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だけど、茅が茂りすぎていて、辺りが全く見えないよ。
前に来た時は、こんなんじゃなかったなぁ。
荒れてるね。熊が居てもわかんねーな。
背丈まである茅を、掻き分け掻き分け、取りあえず頂上へ。
あーコウリンカだ。まだ咲いてんだ。
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ゲンノショウコがポツポツ。
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埋もれそうなタチフウロ。
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ミドリヒョウモンが必死に風と戦っている。
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アキアカネが沢山飛んでいる。
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ヤマラッキョウ思ったより少ないなぁ。
時期的に早いんだろうけど…茅チト茂り過ぎなんじゃね。
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アキノキリンソウも丈が低いな。
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ワレモコウも困ってるんじゃねーかな。
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ハナイカリ、またあった。
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さて、お昼にするかなぁ。
コンビニで買ったお蕎麦を出して食していたら…
あ〜っイチモンジチョウが来た。
急いでカメラ出して撮ろうとしたら…
あ〜っメモリーがいっぱいになった…
替えて構えて。よっし。飛んでっちゃった…
まぁこんなこともあらーな。
キタテハは成虫で冬越するから、ともかく。
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ウラギンヒョウモンや、
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ミドリヒョウモン。
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ジャノメチョウと。
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どれも羽がボロボロだぁ。
もののあはれを感じるな。

さて、雲が出てきたから帰りますかな。
帰路は行きにチェックしておいた、路傍の花を撮りつつ。
セキヤノアキチョウジでしょ。
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キバナアキギリ。
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シモバシラに、
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アキノキリンソウ。
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フシグロセンノウは何ヶ所かあったけど、
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ここは纏まって咲いていてよかった。
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その横にミズヒキと、
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ツリフネソウに、
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シラネセンキュウ。
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予定外の思い付きで来たけど楽しかった。
もう少し山頂の整備して欲しいな。
休憩所やトイレも廃屋状態で不気味だもの。
眺めも最高なんだから。