それでも花は咲く | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

ゴールデンウィーク。
みどりの日。
緊急事態宣言下。
コロナ禍。
仕事が午後から夜のシフトなので、
青春の散歩道:生田緑地へ。
家族連れの行楽の人々が多いのは覚悟の上だったが、
マスクしての散策は辛い。
出だしからタツナミソウ。
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オカタツナミソウかな。この後方方に沢山咲いていた。
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ヒラヒラとヒカゲチョウ…クロヒカゲか。
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おぉ。ギンランだ。囲いの中遠いけど嬉。
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ニガナが群生。
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その中にヘビイチゴ。
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すっかり春は過ぎていて菫は欠片も見当たらない。
枡形山の頂上は家族連れで賑わっていたので、
避けるように端を歩いて通り抜ける。
隅っこにハハコグサ。
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「もうすぐ母の日だな」と思い出す。
うぇ。石碑に毛虫へばり付いてるキアシドクガの幼虫ッぽい…が、
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皆んな皆んな生きているんだ。
上の方にはカタツムリも。
目の前にコミスジ来た。
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足元に落ちている花で気づいたエゴノキ。
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谷間の散策路から蛙の声が聞こえる。
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観察田の黒い粒粒はみんなオタマジャクシだ。
寄って撮ったら足が生えてるのも居る。
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親の姿は見えなかった。残念。
ジージーとヤブキリか何かの声。
見回したが、それらしき姿は確認できず。
その代わりに葉の裏に張り付いてる影を撮影。。
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触覚の横縞と足のギザギザと横縞でホソヘリカメムシではないかな。
観察路のメインから少し外れた所でキンラン発見。
これも近くに行けないけど仕方ない。
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すると目の前に何か居た。蜂、虻どっち。
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後からしか撮れなかったが、オオイシアブではないかと思われる。
またキンランあった。
今度は観察路の直ぐ脇。
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だが、意外に行き交う人は無関心。
石垣にユキノシタ咲いていた。更に誰も見向きもしない。
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ぉハコネウツギか…な。
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アマドコロかマルバオウセイか。
茎が角ばっていたからナルコユリではないと思うが、結構あった。
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フタリシズカがありました。
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柵の奥にギンラン。
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遠いからピンに苦労していたら…
何かが何かを咥えてこっちへ向かってくる。
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んんんん〜アオオサムシだ。夜行性じゃないの。
ワザワザ出て来てくれたみたい。
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で、振り向いたら直ぐ其処にもギンランがあった。
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あらまぁ。
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いつもなら梅園の方まで行くんだが、
人が多いから止めて谷間の散策路をグルグル歩くことにする。
あー。ヤマガラが直ぐ近くに降りてきた。チャ〜ンス。
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…駄目やん。
ベニシジミ舞っていた。ホントはハルジオン抜きたい。
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これも観察路から遠い。
エビグモの仲間かなぁ。
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観察田には、もうシオカラトンボが飛んでいた。
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が、近くに来てくれないなぁ。
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谷間の日陰にツボスミレ咲いてた。
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これは嬉しい。
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以前此処でヤマルリソウ見たんだけど、今日はなかった。
キンラン此処にもあった。
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あらっこんな目立つ所にもキンラン。
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柵の外、手折られないか心配。
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帰りも枡形山経由で、あれスミレが隅っこに咲いてた。
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ん。尾根道にキンラン。来た時には茂みの影で見えなかった。
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行きに見えなかったものに、帰りに気づいた。
その逆もあるだろう。
もしも、人生が戻れない一本道なら、時々は振り返ってみよう。