乙女高原、レンゲツツジゾーンを抜けて、
奥の尾根にさしかかる。
イチヤクソウは咲いてなかったけど、
湿った蒸し暑い感じがアレにはきたいできんじゃね。
あったねぇ。少し観察路から遠いけど嬉し。
下ばかり見てたら、
あぁなんだこれっと同行の息子が声をあげた。
あーみたことある。
蝉に寄生するアレだ。
生田緑地でヒグラシに付いてたけど、なんだっけ。
カビだっけ。
その時は思い出せなかったけど、
セミヤドリガだねぇ。ヒグラシ以外に付くのは極めて珍しいそうだ。
これはエゾハルゼミだよねぇ。
通常宿主を殺しちゃ自分も困るんだけど…
さて 、よくよく観るとギンリョウソウいっぱい出てるな。
おぉ。こんなのも有るって思わば、
隣にコンナンもあったぁ。
更にこんなに凄いのも。
これだけで達成感ありありで、もう満足じゃ。
で、息子さんは、今度は尺取り虫と睨めっこ。
息子曰く威嚇されてるらしい。
一旦最上部まで登ったが富士山は見えず。
林の中に降りて行ったら、エゾタチツボスミレが未だ咲いていた。
なかなか可愛い。
マイヅルソウは残念ながら終わりかけてた。
コッチにもギンリョウソウあったぞ。
斜面だから中が覗ける。
必死にしゃがんで写して、立ち上がり振り向いたら…
うぉ。これぞ正しく幽霊茸だな。
親父は白樺にミヤマベニコメツキを見つけ。
息子はテントウムシの幼虫とお話し。
大丈夫か、この親子。
そして蝉の脱殻を見つける息子。
ひとつの木に、いくつもついているなぁ。エゾハルゼミ。
おじさんはヤマキマダラヒカゲを撮るのに夢中。
こっちはシロオビクロナミシャクかな。
ギンランも咲いてた。
下ばかり見てるオジさんが、マルバタケブキの茎に…
エゾハルゼミ発見。脱皮したばかりかな。
いや違うな。脱皮の時失敗したのか左の羽が縮れてる。
これで生き抜いていけるのか。
よこにコメツキムシが居たんで、そっちを見ていたら、
懸命に葉の上までよじ登ってきていた。
すごいな。達者で暮らせよ。
さて高原を、もうひと歩き。
ハタザオが咲いてる。
ちっさい花は良いなぁ。撮るの大変だけど。
オオヤマブスも然りね。
おやおやオオヤマブスマの隅に、なんか見たことのない虫が写っとる。
左下のそう、そこ。
調べたらコシマハバチ。キリギリスかと思った。
悪役面ですなぁ。
蓮華躑躅に黒揚羽。
ミヤマカラスアゲハかな。
アゲハは止まってくれないから難しいや。
最上部再び。昼ご飯。息子に花アブがつきまとう。
追い払わない息子。友達だからな。
おや、アケボノスミレが残ってた。
アマドコロや
ギンランが咲いてた。
朝は見つからなかったから不思議。
チャバネセセリいた。
朝来たルートを戻り下ってたら、藪陰が揺れてる。
コガラだー。嬉しい。
駐車場所へ戻ったらキタテハがいた。
今期は蝶の出現も遅れている気がする。
アサギマダラも一頭見かけたけど、
まぁヒヨドリバナも咲いてないから仕方ないか。
で、例によってくだらん文字制限に引っかかったので、
湿地編に続きます。
7月のメンテで改善されなかかったら、
ただじぁおかんからな。