花の名残、紅葉のはしり | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

 秋になってから初めて山に行ける日がやって来た。
しかーし、お昼から天気は下り坂だという。うーむ。
で、朝から乙女高原へ。帰りは雨のおそれもあるから、先に大栃の木に会いに行っとこ。
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相変わらずの堂々とした威厳ある佇まい。
幹から宿木のようにノコンギクが咲いている。
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素敵な共生の髪飾りといったところか。
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足元にはノアザミかな。
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愛車との記念写真も撮って、いざ。
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 10時前に着いた。いきなりリンドウの蕾に会う。日が出たら開くかな。
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アキノキリンソウも、もうそんなにない。
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ヤマハハコだけが花の形を留めてる。
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 クリンソウのロゼッタがある水辺を歩くと紅葉が美しく燃え始めていた。
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少し季節を先取りしての紅葉狩り嬉し。
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少し早いと思ったので行ったことのない塩平への道を降りてみることにした。
途中に焼山峠へ行く道があると思ったのだが・・・暗いガレ場をついつい林道まで降りてしまった。
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 そこから林道をトボトボと登る。いつも車で楽して通っている道を徒歩で行くのは辛い。
真っ赤に熟したマムシグサが
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道標のようにたっている。
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ナギナタコウジュかな。イヌタデと一緒に咲いていた。
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 なんとか焼山峠に戻るともうお昼。
でも、乙女高原に戻ってからご飯にしたい。
シジュウカラ、エナガ、ヤマガラ、カケスが飛び交っているが、暗くて撮影は無理。
 9月に買った熊鈴を鳴らしながら以前熊に会った場所を通過。
なんとか高原に戻る。三時間近くも歩いてしまった。膝が辛い。
 ヤマラッキョウがまだ咲いてる。
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少しくたびれてるけど、けっこうある。
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まだ色が鮮やかなのもあった。
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まんまるな形のは流石になかったけど。
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リンドウの蕾も次々みつかる。
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なんとか開いているのに会えないものかなぁ…っと願っていたら・・・通じた。
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 これで思い残すことはないな…あれっ諦めていたマツムシソウが。
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でも、ロープの向こう遠いな。
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なんとか角度を工夫してと。
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 こうなるとマツムシソウも近くにないかと欲が出る。
と願いは叶うもんで。
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これはきれいだ。嬉しいな。待っていてくれたわけではないだろうが。
 ワレモコウも少し残っていた。
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 いつもなら富士山が見える高原の最高部で昼ご飯。
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 一輪咲き残ったノアザミに
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ハバチかハナアブか、必死にしがみついていた。
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今シーズンはもう来れないかな。また来春、乙女高原。