啓蟄そわそわ | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

この日は啓蟄であった。
少し前までは、
 
「啓蟄って言っても旧暦と新暦はズレるし、
まだまだ寒くて虫なんて出て来てない」って感じてたのに、
なんだか、ここ二三年ぐらいだろうか、
季節の実感が伴ってきている。
サンシュユが黄色の花弁を開いていた。
春っぽい色だなぁ。
画像

コブシの蕾も膨らみ始めた。
画像

地表ではヤブカンゾウの芽がズラッと並んで出て来ていた。
これもまた春の色ですな。
画像

水辺にはタネツケバナが咲いてる。
画像

空模様は思わしくないが、薄日が差すと暖かい。
ぁツクシが出とる。
画像

オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ、ホトケノザが早咲き乱れ、
その中を飛び回る虫がいる。ハナアブ…かと思いきや。
画像

ミツバチかな。
画像

春だねぇ。啓蟄だねえ。
梅の花にも沢山来ていた。
画像

キタテハも日向ぼっこ。
画像

鳥達はといえば、シジュウカラが囀りまくり、
エナガ、コゲラも活発。
メジロが藪から飛び出しては、
画像

騒いで、
画像

画像

浮かれているようだ。
画像

画像

イカルは群れで地上で採餌。
画像

トビが上空を旋回。
画像

あんなに多く居たシメの姿が減っている。
ツグミはちょっと戸惑い気味。
画像

ウグイスは流石に未だ地鳴き。
おっと出て来た。
画像

そろそろ囀りだすかな。(甲府ではこの日初鳴きが確認されたそうだが)
画像

でも、あまり早いのも考えもんだよな。
季節感が狂っちゃうな。
画像

帰宅したら、我が家の小さな庭では、
沈丁花が香り。
画像

クロッカスが開き。
画像

もう終わったと思ってた福寿草が、
遅れてもう一輪出て来て咲いていた。
画像

人も花も、みんな一律に咲くわけじゃない。
少しくらいズレても、みんなと同じじゃなくても良いんだよ。
必ず春は来る。
大学生活で足踏みする我が息子に、
心の中で、そう語りかけた。。