甲子園 | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

 今年も「夏の甲子園」が終わった。
まさしさんの「甲子園」風に言えば
「4,112の参加チームの中で、負けないチームは興南だけ」だった。
歌詩では
「でも多分君は知ってる敗れて消えたチームも
     負けた回数はたったの一度だけだって事をね」と続くけれど、
 あの開星と仙台育英の試合で落球した彼はやっぱり辛いだろうなぁ。
 おそらく、無数の甲子園球児が無数の敗戦の責任を背負っていて、
特に甲子園の場合は仲間の青春まで掛かって来るから余計なのだろうが、
一生ついてまわるそれを、反対にセールスポイントにするくらいの生き方を望むよ。

 斯く言う私も、小学生の時分の地区大会で、サヨナラの三塁ランナーだったのに
牽制球でタッチアウトになったことを、
三十五年たった今も、当時のチームメイトには言われ、いまだ落込むのであった。
 少年野球と甲子園をいっしょにしてゴメンね。
でも、青春は終わらないと思えば続くもんだからさ。

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