ところが実に偶然というのは恐ろしいもので | 童話作家になればよかった

童話作家になればよかった

子供を連れて行った自然観察会に自らがハマり、
散歩ついでに始めた「自然観察写真」の紹介を中心に、
日頃感じたよしなし事を、きままに書きます。

今年は色んなものが壊れる年回りのようで、浄化槽の蓋が割れ、清掃もした。
そして、金がないから後回しにしていた、
予てからの懸案であった(少しオーバー)、便所の換気扇と浄化槽のブロワーの交換をした。
こんな時に限って金が出ていくが掛かるものは仕方がない。
さぁ。あとチョット、もう少しだと、自分を鼓舞して歩いて行こう。
で、今日はウメガサソウの様子が気になったので、お馴染み藤垈の滝へ。
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残ぁん念ぇんでした。ジェンヂェン咲いてない。
そこでまぁ例年ならクワガタくらい出ていてもいい時期なので、
見回りするが樹液が出ていない。居たのはスズメバチだけである。
一山奥からホトトギスの声が聴こえる。
こっち来ねぇかな。
あっ何か来たっ。って思って撮ったらヒヨであった。
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でも、意外とシルエットが格好良かったので掲載。
ホトトギスが近づいてきて、頭の上で鳴いたが、
梢に隠れて全く見えん。諦めて河原へ降りる。
今日は土曜だからか、工事お休み。
ありゃ。見慣れん蝶がおる。
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かなり大きなタテハチョウの仲間。最初アサマイチモンジかと思ったが、
よ〜く考えたらメスグロヒョウモンの雌であった。
此処で観るのは久しぶりだが、此処以外では見た記憶がない。
喜んで、脇を眺めたらゴマダラチョウが居た。
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絶賛吸水中だが、もしやアカボシではあるまいか。
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これは純国産ゴマダラチョウと信じたいが、
春に発生するアカボシゴマダラは、
赤斑が出ないことも多いらしく判別が難しいそうだ。
横の岩の上でペッタンと休んでいるのは、
シオヤトンボかな。小さいしズングリしてるし。
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コミスジや、
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鮮やかな色のタテハチョウが舞うが、動きが早く追えない。
川の向こう岸に大きな白っぽい蝶が飛んでるのが見える。
あぁ何か鳥が藪に飛び込んだ。どうせヒヨドリだろうけど、巣があるのかな。
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帰ってよ〜く観たら、顔つきや体色がホトトギスっぽいような…。
カッコウかも…ん〜もしかして托卵してるところか…
自信ないなぁ…やっぱヒヨかなぁ。もう少し粘って撮ればよかったなぁ。
足元にコジャノメが飛んで来た。
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じゃあ向こう岸の蝶が飛んでた辺りを回って帰ろうかな。
卯の花が咲いてんじゃん…ぉダイミョウセセリだ。
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おぉ。これはアサマイチモンジだね。珍しいね。
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あ〜さっき見えてたのはコイツだな。
これはアカボシゴマダラの白化したのに間違いないね。
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いゃいや。今日はウメガサソウ観に来て、
思わぬ収穫と言いますか、
色んな蝶に出会えて嬉しかった。ホトトギスの声も聴けて満足。
ヘビイチゴが鮮やかに実る季節。梅雨も間近…かな。
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