虫の息 散歩の途中、コンクリートの橋の上で、お腹を上にした に、あった。文字通り、虫の息 だったが、まだ少し足が動いたので、近くの樹液の出ている クヌギまで連れて行った。 それが何の役にもたたないとは、解っているけれど 百日紅が盛りを迎え、 解夏 を思い出す。文字通り、こちらは 紅 なれど。