12弦ギターの柔らかさが際立つこの曲。
八野氏のブログによると、フィル・スペクターを意識したという。
コピーしながら、稲佐山で聴いた弾語りの「長崎小夜曲」を思い出す。
それから、昨年のS&Gの日本公演で
ポール・サイモンが12弦を多く使っていた事も。
未来を恐れるな!とはこのアルバムの基本コンセプト。
自分の信じた道を、胸を張って歩いて行けば良いのだ。
その足跡にささやかな花が何時か咲き。
きっと誰かが気付いてくれるだろう。
よしんば、気付かれずとも、しあわせは、そこにある。
ついこの間入籍した、あの人に
「おめでとう 旅立ちだね 君の行く茨の道に祝杯を挙げよう」
こんな事、披露宴などでは言えないだろうが、
美辞麗句を100万並べるより、一輪のこの詩をそっと送ろう。