♪それは、まだ私が、物書きを目指していた頃、
8月のとある水曜日に雨が降りまして、
こんな日は素敵な誘いが舞い込まないかと
思ったところで、結局、雨ごもり♪
藤垈の滝で恒例の藪蘭に空蝉。
まるまる一週間のお休みの間、
まともに日が出た日が一日もなかった。
ワヤやん。
辛うじて晴れ間があった日に散歩に出かけた。
ジメジメ天気のお陰でキノコがボコボコでていた。
裏を触ったら直ぐに青黒く色が変わったから、イロガワリかな。
やっと樹液が出始めて虫も現れた。
クワガタの雌。ミヤマかなぁ。
スミナガシも居た。
蝉時雨凄いなぁ。
ベニシジミも夏服だな。
アカガネサルハムシ営みちぅ。
ルリタテハ、カブト雌、スミナガシが一緒に居た。
スズメバチも居たから近寄れなかったけど。
ぉノブキが咲いてるじゃん。
吸水してる黒揚羽発見。
よく観ると羽が酷く傷んでいる、
ちらりと白い筋が見えるけど・・・
モンキアゲハではなく、カラスアゲハだろうなぁ。
金川の森へ移動。
樹液出ているが大物の影はなし。
キタテハも夏型。
コバギボウシが揺れていただけ。
ここでもキノコ生えだした。クサハツかな。
こいつの緋色は目立つねぇ。
フクロツルタケか。
ここのギボウシも花盛り。
ツリガネニンジンも咲き出した。
ガガイモとか、
ヘクソカズラとか
センニンソウといった蔦の花が蔓延りだした。
やっと、夏らしくなってきたなぁ。
梅雨明けみたいな様子だ。
でね。冒頭の歌の話なんだけど、
「あの夏」ってタイトルで、
冷夏で今年は海に行けなかったって嘆くカップルと、
天災のニュースを対比させた歌詞を書いたのね。
多分1993年、奥尻島の地震と8月の九州豪雨、
冷害による、平成の米騒動にショックを受けたんだね。
特に九州豪雨の当日、長崎でコンサートに参加してたんだよね。
今年は、この年に似てるなぁ。
休みが雨ばかりなんて嘆いてちゃいけないなぁ。
農家の方は、さぞ困っておられるだろう。
歴史は繰り返しちゃうのかなぁ。
無力感は増すけど、諦めちゃいけねぇよな。