柳生は柳生でも、
柳生 博 日本野鳥の会会長とご子息 真吾 氏のこと。
実は八ヶ岳に居を構えて、森の樹々や草花、野鳥達をこよなく愛す、
人生の大先輩の著作を、実は読んでいなかった。
(余談だが、昔東京で仕事していたときは、六本木某局の廊下でお顔はよく拝見していた)
こんかい博氏の16年前の作と、今年出版なされたもの、
真吾氏が今年、出されたものを、例に寄っていっぺんに読み進めたところ、
どれがドレで、どれをドコまで読んだか、まったく分からなくなった。
つまるところ、16年親子二代が歩んで来た道が、まったく、ぶれていないのだ。
博氏の著作においては、深みと円熟味が増して、参考になることしきり。
己の信ずるところ真っ直ぐに、次の代へバトンタッチすることは、
すべてに於いて目標とすべきところ。
渡すのは心根であって、利権や財産、権力では無いことを
参院選前に、あえて書き記す所存。
それにしても、うちの地域にも地域起こしの拠点となるベースがほしいもの。
里山と森を繋ぐ場所に。
里は里山に繋がり里山は奥山に続くけど、
その向こう側は又、別の里山に繋がるのだから。