何の病名か分からない期間だった六ヶ月。

この時の自分の精神は下り坂を転がり、

かなりナーバスになっていました。


あのまま、期間が延びていたらと思うと…

末恐ろしいことになっていたかもしれません。

(魔が刺すという言葉の怖さを再認識しました)


以下の症状が僕を苦しめていました。




・すれ違う方を見て、僕と世界が違うと感じた。

→当たり前のよな日々に、何も心配せず楽しく

 過ごしているように周りが見えてきた。


・自殺した記事を読み、黒い望みを願った。

→自殺するなら俺の身体と入れ替えてくれと、

 ヒトとして最低な願いも考えました。


・昼食を外でヒトリ食べるようになった。

→会社という括りから逃げ出したい心情。

→会社に居ることの息苦しさを感じた。


・ヒトを避けるようになった。

→話した所で、相手が返答に困ると予想。

→質問されて答えるのもシンドイ。

→説明するのもシンドイ。


・眠れず寝不足になっていた。

→夜中にスマフォで病気の可能性を調べまくった。

→実は軽い症状ではないか?など勝手な憶測て情報を探していただけだった。

→何故か、悪い情報も読んでしまう自分がいた。




上記の心情や行動を続けた結果、

気づけば心療内科の診察

自ら受けていました。(家族には内緒で)


この時の心情は、


○専門じゃない医師に話を聞いてほしい

○家族以外の誰かに不安を話したい


その二点でした。


心療内科の医師は、聞き手になり、

話の区切り区切りで小さな質問を投げかけ、

自分の情報を誘い出す感じでした。


そこからの情報で採点(チェックシート)を行い、

鬱レベルがどの辺にあるか、

点数結果と共に悟られたような診察でした。


結果は…


👨‍⚕️「抑うつ状態です。」

気分が落ち込んで憂鬱な状態が続く症状で、

精神症状や身体症状を伴う。病気ではなく状態を指し、

うつ病などの疾患の主症状である。


処方箋として、以下の薬を頂きました。


エスシタロプラム錠

うつ病や不安障害の治療に用いられる薬

 脳内の神経伝達をスムーズにさせる。

半年以上、飲み続けなければならない。

 途中でヤメると鬱症状が大きくなる。


ドンペリドン錠

→吐き気や嘔吐の症状を抑える薬。


デエビゴ錠

→眠剤。睡眠薬。




上記の不安定な状態でも、

日々行っていたのは情報収集でした。


アメブロを始めたのも、

皆さんと同じく情報収集からです。


XやインスタなどのSNSでは、

中々情報が集まらず、

アメブロ(ブログ形式)闘病カテゴリーで、

ヒットすることが多かったのも事実です。


これは、しまうまネット🦓さんの、

リンク先で知った経緯でもあります。


希少がんのセミナー動画や、

有名なH先生の存在や、

NET/NECの病のこと、

グレードとは?

Ki指数とは?核分裂とは?

転移の可能性?遺伝の可能性?

手術のこと、低侵襲術式の意味、

検査の意味は?検査内容は?などなど、

多くの情報が舞い込み、

日々整理していきました。




また、この病に関しての、

手術に特化した内容でも、


修練施設AやBの存在、

ハイボリュームセンターの意味、

手術症例数の調査方法、

消化器外科高度技能専門医や指導医の意味、

を重点的に調べ、エクセルに纏めていました。

(後に医師に、ここまで調べてたとは…と、

 お褒め?苦笑😅の言葉を頂きました。)

(医師としては、この患者は、

 やりにくかったと感じるだろうなぁ…💦)




まとめますと、

精神が不安定ながらも、

素人ながら病に向き合いつつ、

様々な方法で調べ尽くし、

何とか手術を乗り越え、

今に至る…


という形です。


不思議なのは、
入院し覚悟を決めていたけども、

どこか心にある不安が…

決心に変わっていったこと。


それは入院中で目の当たりにした、

光景でした。


隣の部屋で泣く高齢者、

幼い子供が点滴柱を押して歩く姿、

車椅子で院内コンビニに行く女性や、

ドレーンをぶら下げて歩く高齢女性、

全ての患者に寄り添いながらも、

ケアやサポートを行う看護師の方々。


そんな方々の

戦う姿勢を直に感じたこと。

不安は、決心になりました。


外で感じてた、自分が周りと、

孤立していると感じていた世界…


周りは当たり前のように楽しい世界で、

自分は明日には終わってしまうかも…

しれない世界で過ごしている…。

そんな抑うつになって過ごした世界。


でも‼️


この院内での世界は、誰しもが、

戦うことが当たり前である世界と、

感じた瞬間でした。


ヒトリではないと。


この病でズタボロになりつつ、

この病で少し強くもなった…


なんて大きな手術を乗り越えた今は、

思っています。


少しだけ自分を褒めてあげたい…

なんだったら花屋で花を買って、

自分用に飾りたいと思う次第ですウインク


きっとこれから永く付き合うこの病。

一生懸命、一日一日過ごしたい。


心配しすぎないこと。

穏やかに過ごすこと。

花を見て、歩きながら、

小さなことでも感謝や幸せを感じ、

感情を動かし。

食事に興味を持ち工夫をすること。

家族と笑って過ごせる日々を。


時間も命も…有限のある世界で、

産まれて生きているので、

幸せな日々を多く過ごしたい。


そんなことをふと考えますニヤリ

皆さんはいかかでしょうか。


あ、最近、猫の動画🐈に癒されまくってて、

一日に一回は見ます‼️

朝起こしに来る猫🐈、

もう胸がキュンキュンですラブ