名演コーナー第2弾
1939 年のミュージカル Very Warm for May のために書かれ
Broadway Rhythmなどの映画でも使われました。
コード進行が割と複雑で転調の多い曲として知られています。
Charlie Parker はこの曲を非常に好んでいたし、Miles Davisは自身の
バンドに新メンバーを入れる際に試験としてよくこの曲を演奏させたとか。
まぁそんなこんなで名演も多いのですが僕も一番好きなスタンダード
かも知れません。
今回はメイン楽器で分けて名演をたくさん紹介します。
今回は長いですよ~(笑)
管楽器編
Charlie Parker
非常にゆったりな雰囲気です。原曲にないこのイントロはパーカーがラフマニノフの前奏曲から
引用してつけたしたらそれがスタンダードになってしまったそうです。
他には
伝説的な5人による豪華なセッションで有名なJazz At Massey Hallも有名です
Jazz at Massey Hall/Ojc
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¥1,773
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Coleman Hawkins
名演
Sonny Rollinsが憧れるスウィング・ジャズ時代からの巨匠Coleman Hawkinsの名演。
1904年生まれだから巨匠のおじいちゃん的イメージがあるけど風格に似合う
素晴らしい演奏です。サックスの音がいいです。
ジェリコの戦い+2/ユニバーサル ミュージック クラシック
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¥1,800
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Lee Morgan,Hank Mobley
豪華な編成での演奏です。Lee Morganは相変わらずやんちゃな演奏をしてくれます。
マンディ・ナイト・アット・バードランド/ハンク・モブレー&リー・モーガン
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¥999
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Johnny Griffin,John Coltrane,Hank Mobley,Lee Morgan
豪華な顔ぶれによるセッション。コルトレーンはまだ若い頃ですね。
ア・ブローイング・セッション+1/ジョニー・グリフィン
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¥1,700
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Dino Govoni
バークリーの講師でもあるDino Govoni氏の2001年作。
1962年生まれなんですがこの人ZARDの
負けないでGomi's 10th AnniversarySpecial Mixnのバックで吹いた事があるとかなんとか・・。
コンテンポラリーな現代Jazz的なアレンジがいいですね。
All The Things You Areの動画はありませんでした。
Govoni: Breakin’ Out/Whaling City Sound
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Anthony Braxton
フリージャズ巨匠でおなじみのAnthony Braxton先生のキレっキレの演奏をお楽しみ下さい。
Town Hall (Trio & Quintet) 1972/Anthony Braxton
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¥4,145
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Chris Potter
Chris Potter先生の驚異的な変態サックス独奏。採譜した奴がんばったなヲイ。
CDでは出てないみたいですね。
ピアノ編
Brad Mehldau Trio
歴史的名演。
個人的にこのアルバムの演奏が一番好きな演奏です。7拍子アレンジもかっこいいんですが
彼のフレーズアイデアには脱帽です。上の動画はその頃の
キレあるメルドーさんたちのライブ動画ですね。
彼はこのアルバム以降音楽性がガラッと変わってしまった印象があり、
初期の尖った演奏の方が好きな自分としては残念です。
ただ、唯一Jorge Rossyのドラムが個人的にものすごく残念。
この人って下手ではないんだけどセンスがないドラマーってイメージ。
ちょくちょくいいフレーズも叩くんだけど続かないし中途半端で余計な事するし
やっぱいまいちなドラマー。とは言えそれを差し引いても素晴らしい名演です。
Art of Trio 4: Back at the Vanguard/Warner Bros / Wea
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Dave Brubeck Quintet
Dave Brubeckの名演。この人は元々はクラシックのトレーニングを
受けてきてるのでテクニック的にも申し分ない。
現代音楽家のダリウス・ミヨーに師事した事もあり鋭い切れ味を見せつけたり
変拍子ジャズの第一人者でもあるので和声音などにも拘りが見られます。
Anthony Braxton先生も参加してるよ!
All the Things We Are/Dave Brubeck
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¥1,418
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Keith Jarrett
うぃえぇいうぃぇええぇええっぃああぁぁあヴぁな演奏です。
Keithといえばこの奇声。悶えながら奇声を発して弾いてる姿は
もはや可愛いとさえ思えてくる。それは置いておいても演奏は
すごいいいです。
Standards 1/Keith Jarrett
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¥3,523
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Michel Petrucciani& Eddy Louiss
僕の一番好きなピアニストMichel PetruccianiのEddy Louissとのデュオ作。
ピアノとオルガンの絶妙な掛け合いとMichel Petruccianiらしい
ロマンチックかつ力強いピアノフレーズが素晴らしい名演です。
この時期のMichel Petruccianiは勢いもありますしとても素晴らしいです。
NHØPやオヤジであるTony Petruccianiともこの曲を演奏してますが
このアルバムが一番でしょう。
Conference De Presse/Michel Petrucciani & Eddy Louiss
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¥1,656
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Yancy Korossy
Iancsy Ko¨ro¨ssy、Jancy Korossy、Jancsi Korossy、Korossy Janosという
様々な表記や読み方があり、探すのが大変なルーマニア出身という割と謎の多いマニアックなピアニストですが
かなりの名演です。スウィング感が半端なく、かなりファンキーで
圧倒的に引き込まれてしまう不思議な魅力を持つ演奏家です。
アルバム全体では様々なジャンルを消化しつつ正統派の中に取りいれ、
あまり知られていない隠れた名盤の一枚となっています。中でもこの曲の演奏は
素晴らしい。これはぜひとも聞いてほしい一枚ですね。
アイデンティフィケーション/ヤンシー・キョロシー
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¥1,835
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Art Tatum
巨匠によるピアノ独奏。テクニックでは他を圧倒するほどの存在で今聴いても単純にすごい
と感じますね。
The Art Tatum Solo Masterpieces, Vol. 3/Art Tatum
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¥1,773
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ギター編
Joe Pass
Virtuosoの独奏は歴史的名盤となっていますので説明不要。僕はギター弾き始めの
頃に、こうやって弾くアプローチがあるのかと度肝を抜かれました。
いつ聴いてもかっこいい演奏。
バンドで弾いてもかっこいいですよね
Virtuoso/Joe Pass
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¥1,265
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John Scofield
アウトする
とにかく個性的でどっからどう聴いてもジョンスコ。
Flat Out/John Scofield
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¥1,346
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Pat Metheny
ジョンスコと比べるとなんと聴きやすく安心できる演奏だろうか!
かなり早めなテンポですがメセニーの圧倒的な安定感はもう凄いとしか言えない。
とにかく気持ちいい演奏です。
Question & Answer/Pat Metheny
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¥1,345
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James Muller
KaboomとNo You Don'Tという二つのアルバムでこの曲を演奏してますが
No You Don'Tは1stという事もあり、圧倒的にKaboom版の方がかっこいいです。
Kaboom/James Muller & Penman
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¥4,040
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Lanny Cordola
Donna Leeに引き続き
またお前か!!
同じようなアホアレンジ。まさにLanny Cordola!お前の活躍に期待してるぜ!
Electric Warrior - Acoustic Saint/アーティスト不明
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Giovanni Guido
動画はありませんがフラメンコアレンジのかっこいいAll the Things You Areです。
下記からサンプルが聴けますので聴いて見てください。
ギタリストとしても注目株です!
All the Things You Are/K.O.R. Music
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Ben Burdick
Fretless Jazz Standardsという奇妙奇天烈なアルバムを出しているBen Burdick。
かなり音痴なフレットレス効果が面白いので通常のスタンダードに
あきた人にはオススメです。サンプルが下からきけますので気に入ったら
ダウンロードしてみると言いと思います。
ちなみにCDは頼んでもCD-Rで送られてきますので
ダウンロードの方がいいのではないでしょうかね?
なんにせよ一風変わったスタンダードアルバムです。
Fretless Jazz Standards/Ben Burdick
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ビブラフォン編
Modern Jazz Quartet
Milt Jacksonによる素晴らしい演奏。
Modern Jazz Quartet/Doxy Records
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Mike Mainieri
ステップス・アヘッドでの活動が知られるMike Mainieriのソロ。不思議な空間系から
全て一人で演奏しているみたいです。
All The Things You Are/NYC Records
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Trio da Paz & Joe Locke
Joe Lockeのビブラフォンがかっこいい演奏です。
Live at Jazzbaltica/Trio Da Paz
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