晃士君の手紙 | そうちゃん日記 

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聡太郎は生後10ヶ月で拡張型心筋症と突然診断されました。
海外での心臓移植手術を目指した日々。しかし、移植手術を受ける事は出来ませんでした。
経験しなければ伝えられないことがあることを感じ、聡太郎の残した何かを伝えられたらと思います。

請願署名を提出させて頂きました。

その日に、署名と一緒に届いた手紙を頂きました。

心に響く温かいお言葉と応援をありがとうございます。

しっかりと、心に刻ませて頂きました。



請願署名提出の日、『署名と一緒に届きました』と事務局の方から受け取った数々の手紙。

沢山あった束の中から私の手が最初に掴んだもの。


それは、晃士君のパパとママからの手紙でした。


私は鳥肌は立つし、なんとも言えない感情になりました。

署名提出後・・・だったことが良かったのか、遅かったのか、分かりません。


でも、子どもって凄い。


私が束の中から晃士君のご両親からの手紙を掴んだのは、ただの偶然かも知れません。

でも、この件だけが偶然だとは思えない、何か・・・。


晃士君のパパから、以前、お電話を頂きました。

様々な感情のなか、悲しみが一番強く包む心の状態なはずのに・・・

出来る範囲で頑張ります。

と、電話で話して下さいました。

そして、4,000名を越す署名。


私の背中を晃士くんが押してくれて、晃士君のパパとママが頑張って、多くの方が動いて下さいました。

子ども達が大人を変えるんだと思います。


親は子どもが生まれて、いきなり親になるのではなく、子どもに親として育てられるのだと聞きますが、本当にそうだと思います。子どもたちの笑顔や生きるパワーや存在が、大人たちを変えていくのだと思います。


子どもたちが訴えてきたもの。

子どもたちへの未来と希望。

子どもたちの生きる権利。


全ては私たち大人が守らなければいけないと思います。

子どもたちを守れない国に、豊かな未来はないように思います。


晃士君をはじめ本当に多くの方々にご協力を頂きました。

移植を受けられた方々、移植を受けられなかった方々、様々な方々が様々な思いの中で、日本国内の問題として審議をして頂きたいと願っています。



9日の記者会見で、ある方が「中山案は脳死を一律に人の死と認めることになりますが~」と質問されました。


中山案は脳死を人の死と一律に認める法案ではありません。

臓器移植をする・しないに関わらず、法的脳死判定を受けることが出来るようになります。

そして、脳死判定を受けない権利も遺族には与えられます。

(現行法では、臓器移植をする場合にのみ、脳死判定が受けることができます。)


でも、今回は質問をして頂けたことで、間違った情報を訂正できたのなら、良かったと思います。

質問された方の情報が、きちんと整理されていますように!と、願います。


今回の記者会見で、世間の縮図を垣間見た気持ちになりました。



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事務局から頂きました、お手紙です。

多くの皆様、ありがとうございました。


今度、4月14日の憲政記念会館で、お話する機会を頂けるようです。

皆様の気持ちも含めて、伝えることができたらと思います。


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正座している目そうちゃん。

大きな手ぬぐいをエプロン代わりにしたら、天使の羽みたいになりました天使