2月14日・・・「みらいちゃん」 | そうちゃん日記 

そうちゃん日記 

聡太郎は生後10ヶ月で拡張型心筋症と突然診断されました。
海外での心臓移植手術を目指した日々。しかし、移植手術を受ける事は出来ませんでした。
経験しなければ伝えられないことがあることを感じ、聡太郎の残した何かを伝えられたらと思います。

「みらいちゃん」



2007年に全結腸型ヒルシュスプルング病のために多臓器移植術が必要で、コロンビア大学で移植手術を受けられていた山下みらいちゃんが日本時間の2月13日に逝去されました。



頑張って

頑張って

頑張り抜いて


みらいちゃんにとって

それは生きることの全てだったよね。


それが生きるっていうことなんだよね。


みらいちゃん。


ご両親の心の中に、みらいちゃんの笑顔の記憶が最も多く残っていますように。

家族で過ごした最期の時間は、思いを馳せるだけで心が痛みます。

家族にしか分からない貴重な時間を大切にして頂けますように。

最期の看取りが、悲しみでありながらも納得のできるものであったようにと祈っております。


聡太郎と私たちを支えて来て下さった方が、帰国した私たちに言ってくれました。

「そうちゃんの残した物が何なのか、今は分からなくても、分かる日が必ず来る。」


みらいちゃんもたくさんの何かを残してくれたのだと思います。


移植に限らず、日本の社会で子ども達の命と生活が何よりも優先されて守られますように。

そのための医療や福祉や教育に全ての方が関心を持って下さいますように。


山下みらいちゃんのご冥福を心からお祈り申し上げます。