免疫性溶血性貧血(IMHA) | 草村動物病院 「動物の診察室から」

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新潟市の草村動物病院のブログです。
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 フレンチブルドッグのワンちゃんが、貧血・黄疸で入院していました。

 

 私は今日お休みで、朝の外来治療が終わって自宅にいたのですが、メルちゃんと病院に呼ばれました。

 

 フレンチブルドックのワンちゃんが、腸重積を併発したので、輸血後開腹手術を行うとのことでした。

 

 手術室では、敦井先生がワンちゃんのTPLO(前十字靭帯断裂の手術)をしていて、別の手術台では、夜勤明けの渡邊先生と佐藤先生がSUBシステム(尿管を人工尿管で置換する手術)行っていて、メルちゃんの血液の輸血をしながら、SUBが終わり次第手術となりました。

 

 免疫性の疾患なので、脾臓も摘出して、30分で手術は終了です。

 

 

 脾臓を摘出して、血液が壊れるのが止まれば良いのですが、頑張りましょうね。