犬の水頭症。 | 草村動物病院 「動物の診察室から」

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新潟市の草村動物病院のブログです。
高度獣医療のこと、日々の診療で思うこと、動物たちのことなど書いていきます。

 1ヶ月半前に水頭症でVPシャントの手術をした「ルルちゃん」。経過な順調です。

 

 ルルちゃんは生後3ヶ月で水頭症が診断され手術を行ったのですが、シャントチューブが感染を起こしてしまいました。

 

 シャントチューブの交換を2回行い、やっと普通の生活ができるようになりました。

 

 

治療を始めた時は小さかったのですが、もうすっかり大人になりました。良かってですね。

 

 6月に施設から連れてきた「星丸君」、今超低圧の圧調整バルブが入っているのですが、CT検査では脳室の縮小と脳の拡大は改善していません。

 

 しかし、症状は少し良くなってきています。

 

 

 

 

 

 

スタッフさんが撮った動画です。

 

 ニモちゃんも、超低圧バルブが入っているのですが、脳の大きさは同じです。ニモちゃんも星丸君もあと1ヶ月経過を見てあまり完全がない場合のは、圧調整バルブを取り出してチューブだけにする予定です。

 

 

 

 

 経過は長くなるのですが、またご報告します。