手術 | 草村動物病院 「動物の診察室から」

草村動物病院 「動物の診察室から」

新潟市の草村動物病院のブログです。
高度獣医療のこと、日々の診療で思うこと、動物たちのことなど書いていきます。

 今日の午後は、プードルちゃんの胸のCT検査の後歯石除去、

ジャックラッセル君が梅干しの種で腸閉塞になり、腸が壊死してたので、チョキンと切って繋げる手術、肝臓腫瘍のワンちゃんのCT検査、ダックス君の椎間板ヘルニアのCT.MRI検査、そしてもう1つが先ほど終わりました。

 

 その手術は、数週間前に交通事故で手術をした猫ちゃんです。

 

 骨盤骨折がありその整復手術と、骨盤骨折のため尿道が挫滅してダメになったため、尿道の繋ぎ直しの手術も行いました。

 

 しかし、数日前から排尿ができなくなってしまいました。再建した尿道が閉塞してしまったのです。

 

 再度の再建手術は、もう尿道が短くなっているためできません。

 

 このままでは尿が出ないので死んでしまいます。そのために選んだし方法は、尿道は諦めて、膀胱にボタン型の胃瘻チューブを設置する方法でした。

 

 飼い主様が1日3回、尿を抜いてあげなくてはならないのですが、飼い主様と相談しチューブを設置することにしました。

 

 

 

 

 

これを膀胱に設置します。1個33,000円します。

 

 

 

 

こんなになります。