夜中の帝王切開 | 草村動物病院 「動物の診察室から」

草村動物病院 「動物の診察室から」

新潟市の草村動物病院のブログです。
高度獣医療のこと、日々の診療で思うこと、動物たちのことなど書いていきます。

 昨日の夜中というか、今日の朝3時に1本の電話がありました。

 

 パグちゃんのお産で1頭目は無事産まれたのですが、2頭目はお尻が出たまま出産できず、その子の他にあと3頭がまだお腹の中にいるとのことでした。

 

 私の病院の患者様ではないのですが、周囲の病院はみんな電話がつながらないとのことでした。

 

 すぎに来てもらうのですが、少し遠くて30分かかりました。

 

 その間に帝王切開の準備をして、一人では難しいので、敦井先生と、佐藤先生に連絡をして来てもらいました。

 

 つかえていた子供はすでに死んでいて、そのまま引き出しましたが、残りの子達も時間が経っていたため帝王切開です。

 

 ちょうど手術が始まるときに、本間先生が入院中の糖尿病の子の様子を見にきてくれて、獣医師が4人になりましたので、サクサクと手術をすることができました。

 

 

 

 

 

今朝のお母さん、4頭とも元気です。

 

 

 

 

 

 

赤ちゃん、可愛いいです。

お産のときは、前もってかかりつけの病院と連絡が取れるようにしてください。おねがいします。

3人の先生ありがとうございました。

ぺこり!