こんばんは


先週の金曜日に「ボビーという名の名人たち」と

題してファーストネームが “ボビー” という

アメリカ南部サザン·ソウルの名人たちから

ボビー·マクルーア、

ボビー·パターソン、

ボビー·パウエル

三人の名唱から三曲を紹介いたしました。


そこで本日は、

ファーストネームが “ジョニー” という名の

名人たち三人の名唱を三曲紹介いたしましょう。


ジョニーという名のシンガー、ミュージシャンも

音楽ジャンルを問わずに数多いことは

音楽ファン/マニアの方たちには

御周知の通りですね。


それぞれの音楽ジャンルで有名なジョニーを

挙げて紹介いたすのはキリがありませんので、

私が紹介して記事にする以上は

アフロアメリカンの音楽たる 

ソウル·ミュージックの中から

特に好きな「ジョニー」を

三人紹介いたしてみたいと思います。


先ず一人目のジョニーは、


ジョニー·アダムス
〈She's Only A Baby Herself〉

ニューオーリンズ出身の
これぞまさしく知る人ぞ知る大名人たる
ジョニー·アダムス!

この「シーズ·オンリー·ア·ベイビー·ハーセルフ」
オリジナルはスモーキー·ロビンソンの
スウィートな傑作なことは有名ですが、

ジョニー·アダムスのカヴァーは
もう!見事なほどに
サザン·ソウルの雰囲気と底しれぬ魅力に
満ちあふれた名唱ですねー♬
バックコーラスとホーンセクションの響き・・・
マニア魂をたまらなく揺さぶります!!

この曲の貼り付けはこれで3回目!
何度でも貼り付けたくなるナンバーです。

二人目のジョニーは、

ジョニー·ブリストル
〈I Sho Like Groovin With Ya〉

ノースカロライナ出身のソウル界きっての
粋な名人としてシンガーのみならず、
ソングライター、プロデューサーとしても
その洗練され洒落たセンスが光ります!

しかしながらソウルファンの多くは
この粋人を過小評価しすぎる感もありますし!
もっと評価されて然るべき名人の一人と
言えましょう!!

名門モータウンの発展に寄与した功績の数々は
実に多大ですし、
ニュー·ソウル、ブラック·コンテンポラリー、
白人のAOR等々の数々のブームと人気
それらに貢献し果たした
功労者たる名人でもあります。

締めくくりのジョニーは、

ジョニー·テイラー
〈Starting All Over Again〉

アーカンソー出身の言わずと知れた!
偉大なるソウル·レジェンド!!

元々はゴスペルに根づいたサザン·ソウルの
大名人たる一人ですが
ブルースもこなしましたし
フリー·ソウルやディスコ調、ポップス調などをも
単なる一過性の流行に乗り流されることなく!
自分スタイルでそつなくこなす才人でしたね。
このような大名人はそうそう居るものでは
ありません!

貼り付け曲の
「スターティング·オール·オーバー·アゲイン」は
メンフィスの名門スタックスの名デュオであった
メル&ティムのオリジナルですが、
ジョニー·テイラーも
そのスタックスに於ける名盤「TAYLOR MADE」
でカヴァーとして吹き込んでおります。

因みに、
そのメル&ティムのオリジナルと
マイアミ·サザン·ソウルの名花たる
グエン·マックレーのカヴァーも
過日に貼り付け紹介いたしましたね。

ところで余談ですが、
多くのジョニーの綴りは「Johnny」ですが、
ジョニー·テイラーは「Johnnie」ですね。
外国人の名前の綴りの違いなどは
私にはよくわかりません・・・?

それではこの辺りで失礼いたします。
いつもありがとうございます。