こんにちは
ソウル·シンガーでありながらも
ソウルファン/マニア以外にもわりと人気の高い
シンガーなどに関してはあまり取り上げず・・・
投稿記事にはしない私ではありますが、
まあたまにはスター性の高いソウル·シンガーの
話題などを取り上げてみるかなと思いましてね。
そこで今回はウィルソン·ピケットを
取り上げてみたいと思います。
ウィルソン·ピケット
1941年生〜2006年没
※画像は拝借させていただきました。
南部アラバマに生ける魂を授かり、
幼少時よりゴスペルに親しんだ後にプロとして
活躍を続け、
ソウル·シンガーとしてデビューを果たし
キャリアを重ねたことは
ソウル·ミュージックの多くの名人名花たちに
共通した足跡軌跡でもあります。
一般的には南部サザン·ソウルのカテゴリーに
含まれるシンガーではありますが、
決してそこに収まりきるシンガーでもなく
ソウル界きってのファンキーな感覚と表現を
持ち合わせた独自のスタイルは
ソウルファン/マニア以外にも訴える思いがあり
多くの熱い支持を集めた功績は
アメリカン·ポピュラー音楽の歴史に
遺る事実とも言えましょう。
その歌声や唱法は
狂ったように絶叫しまくる激情シャウトが
特徴的でもありますし!!
その代表曲の一つでもある
Land Of 1000 Dance(邦題:ダンス天国)などは
ピケット兄貴の真骨頂とも言えましょう♬
※そのダンス天国のオリジナルは
ニューオーリンズ出身のクリス·ケナー
然るに!
そのダンス天国を始めとして
アップテンポのファンキーなナンバーばかりが
注目され支持を集めているかのような印象の
ピケット兄貴ではありますけども・・・
バラードナンバーを歌いましても、
なかなかに聴かせる味わい深さでもあります。
只!ファルセットを使ったような
激甘系のバラードではありませんけどね!(笑)
そこで今回はピケット兄貴のバラードナンバーの
中から三曲を紹介いたしましょう。
先ず一曲目は、
✦Up Tight Good Woman✦
う〜ん!曲冒頭のバックの演奏からして
大いに期待が高まる名唱ですなあ〜♬
この名唱が収められた「THE WICKED PICKETT」
アルバムジャケットにもたまらなく心惹かれ
既視感を感じてならない思いです。
次の二曲目は、
✦It's Too Late✦
只々甘いだけのバラードとは・・・
一味も二味も違った!!
ピケット兄貴の初期の名唱の一つです。
余談ですが、
キャロル·キングの「It's Too Late」とは
別物の同名異曲です。
締めくくりは、
✦Hey Jude✦
言わずと知れた!
ビートルズの不朽の名唱の一つを
ピケット兄貴がカヴァー!!
ビートルズのオリジナルの淡々とした味わいとは
また大いに違った魅力を感じますし、
バラードとは言いつつも
ピケット兄貴のシャウトが映えますねえー!!
今回はバラードナンバーばかり三曲を
紹介いたしましたけど、
名人たる本物のソウル·シンガーは
アップテンポなナンバーでも
バラードナンバーでも
その魂の思いや叫びを聴き手に届けて
共有出来るものと実感いたす思いですね♬
それではこの辺りで失礼いたします。
いつもありがとうございます。