鳴瀬善博・Fun9loud（ファンクラウド）お披露目ライヴ＠目黒ブルース・アレイ～ディスコ・ファ

鳴瀬善博・Fun9loud（ファンクラウド）お披露目ライヴ＠目黒ブルース・アレイ～ディスコ・ファンク大さく裂

【Fun9loud Debut Live At Blues Alley Japan】

お披露目。

DJオッシーの『レディオ・ディスコ』にカシオペアのベース奏者でもある成瀬さん率いるファンク、ディスコの新バンド、Fun9cloud(ファンクラウド)が出ていて、これはおもしろい、と思っていたところ、ライヴがブルース・アレーであるということで、さっそく参上。オッシーも『レディオ・ディスコ』生放送から直行、合流。

下記セットリストをごらんになればわかる通り、完全にソウル、ファンク、ディスコ、しかも、チョッパー・ベースがバチバチあちこちで鳴り響く。コーラス隊も歌う、踊る。果ては、ドラマーのモモコさんは、ドラムを離れて、ダンスの振り付けの先生による振り付けの踊りまで披露。完全、ノリノリのディスコ・ダンス・オリエンテッドなライヴだった。

ライヴをちょっと見るだけで、鳴瀬さんのあこがれのベースがラリー・グラハムだということがわかる。

1970年代から東京のディスコのハコバンドからたたき上げ、カルメン・マキ・バンド、スタジオのセッション・ベース奏者など錚々たる経歴を持つ鳴瀬さんが、今回、ディスコ・バンド、ファンク・バンドをやりたいということで始めたのが、この「ファンクラウド」という名の新バンド。ギターは、「ソウル・サーチン：ザ・セッション」でもおなじみのハンク西山さん。久々に会った。

ライヴ後、オッシーに鳴瀬さんを紹介され、しばし談笑。「昔、ムゲンでバンドやってました。インチキ・ムゲンですけどね、新宿の」と笑わせてくれた。彼のMCが、ライヴ中もかなりいろいろとおもしろく、ファンク、ディスコとお笑いが一体化している。昔のディスコのハコバンドをやってらした方の経験は、今から振り返ると、ものすごくおもしろい。

チョッパーも踊りも大さく裂する楽しいライヴだ。

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いくつかおもしろいカヴァーがあった。エドウィン・スターの「ウォー」とマーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」をメドレーにしていたが、これはリサ・フィッシャーのヴァージョンを元にしたという。その音源がこちら。

Lisa Fischer - Medley: War!/What's Going On?