〇ドミューンで『サマー・オブ・ソウル』大特集~近田春夫・サエキけんぞう・湯山玲子・宇川直宏・語り | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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〇ドミューンで『サマー・オブ・ソウル』大特集~近田春夫・サエキけんぞう・湯山玲子・宇川直宏・語り倒す

 

【Dommune Introducing Film “Summer Of Soul”】

 

 

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(本作・本文は約3000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ6分から3分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと10分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

 

 

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〇ドミューンで『サマー・オブ・ソウル』大特集

 

【Dommune Introducing Film “Summer Of Soul”】

 

 

インターネット配信サイト「ドミューン」(Dommune)で、2021年8月25日(水)19時から映画『サマー・オブ・ソウル』について、近田春夫さん、サエキけんぞうさん、湯山玲子さん、宇川直宏さんらがトークを繰り広げた。19時から21時の予定だったが、話があまりに脱線してしまい(笑)、10時すぎまで延長された。

 

追記、8月26日9時半)

アーカイヴで見られます (約4時間32分、トーク部分は約3時間)

 やhttps://www.youtube.com/watch?v=n49ZBZpWF8U

(追記ここまで)

 

https://www.youtube.com/watch?v=n49ZBZpWF8U

 

 

 

 

https://www.dommune.com/

 

https://www.dommune.com/streamings/2021/082501/

 

裏司会者でありプロデューサーの宇川直宏さんが、1968年~69年を軸に、『巨人の星』で星飛雄馬がディスコに行くシーンがあるという指摘を披露。

 

1967年のモンタレー・ポップ・フェスティヴァルにオーティス・レディングが登場したが、そのステージのバックではサイケデリック調の演出がされていたといい、その写真が出た。

 

ちなみに、オーティスはモンタレーで、「シェイク」、「リスペクト」、「アイヴ・ビーン・ラヴィング・ユー・トゥー・ロング」、「トライ・ア・リトル・テンダーネス」、「サティスファクション」を歌った。1967年(昭和42年)6月17日・土曜日夜の部。

 

Otis Redding - I've Been Loving You Too Long - Live Monterey Pop Festival - 1967

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=0jrBHmFX0zg

(後ろの幕に映し出される映像が、サイケデリックになっている。ただこの映像を見ていると、オーティスのサウンド自体はサイケデリックではなく、照明の演出のひとつとしてこうしたサイケのプロジェクター、OHPとゼラチンライトを使ったものが行われた感じだ。むしろ、サイケのサウンドといえば、テンプテーションズの「サイケデリック・シャック」「クラウンド・ナイン」あたりがどんぴしゃだ)

 

この映画『サマー・オブ・ソウル』は1969年に撮影されたが、その年と「サイケデリック」などについても話が広がった。そんな中で、赤坂ムゲンのライティングをてがけた藤本晴美さんが2018年に亡くなられていたことを初めて知った。一度、ムゲンの記事を書くために浜野安宏さんなどとインタヴューした。

 

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この日。トピックにあがったいくつかこの映画を紐解くキーワードをアットランダムに。

 

「サマー・オブ・ラヴ」、「サイケデリック」、「アフロ戦とリズム」、「ヒッピー」、「ヴェトナム戦争」、「ゼラチン~OHP」、「10円コンサート」、「1969年」、「ウッドストック」、「月面着陸」、「サマー・オブ・ラヴ」と「サマー・オブ・ソウル」。「観客の中の白人率」。

 

「黒人音楽」と「白人音楽」の境界線。クロスオーヴァー。「フィルムとビデオ」。「音像」、「ハーレムについて」。

 

Setlist

 

(Video)

M1  Grazing In The Grass – Hugh Masekela

M2  Feel Good – Nina Simone

M3  If You Want Me To Stay – Sly & Family Stone

M4  ファンキー・ダッコ (ライヴ) ― ハルオフォン

 

それにしても、脱線する脱線する。それで、映画とは関係ない脱線話がいちいちおもしろいから近田春夫恐るべし。(笑)

 

近田さんがこの映画について最後にこんな風にまとめた。「1969年という年にこういうイヴェントがあった。1969年、どこでもいいけど、その年にいろいろなことがあちこちで起こって、それは我々の想像を超えた多様性のあることだったんだろうな、と思う。この映画と『ウッドストック』とその当時僕が実際に日本で暮らしていたこと。たまたまその3つを比較するだけでも、気が遠くなるほど自分の頭の中で交錯したので、1969年という年に、(ニューヨークのハーレム以外の)世界中で、パリや日本やその他の地域でどんなことがあったかを思い出させてくれるきっかけをこの映画は作ってくれただけでもよかったような気がするよね」

 

この回は次週(2021年9月1日・水)19時からも生配信。

 

直リンク→

https://www.dommune.com/

あるいは

https://www.youtube.com/watch?v=n49ZBZpWF8U

 

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ニューヨーク在住、ハーレム案内などのプロ、松尾公子さんが、マーカス・ガーヴェイ・パークを約2分弱でご案内

 

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=4eIMevHBMlw

 

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■関連記事

 

近田さんは、これを監督したクゥエストラヴのいるザ・ルーツが「フォークっぽい」感じがして好きではない、と言ったが、そのあたりの信念は下記のイヴェントの文字起こしにもでている。

 

■近田春夫さん「ソウル・サーチン・ラウンジ」でダンスとディスコを語る(全4回)

 

パート1

延期につぐ延期で行われた「ソウル・サーチン・ラウンジ」で近田春夫さん吠える ~「吼えろ! ハルヲフォン」(文字起こし)~ パート1(全4パート)

2021/05/19

https://note.com/ebs/n/n374a3cbdc143

 

パート2

「ソウル・サーチン・ラウンジ#53F」近田春夫さん吠える ~「吼えろ! ハルヲフォン」(文字起こし)~ パート2(全4パート)

2021/05/20

https://note.com/ebs/n/nefa2365e48ed

 

パート3

「ソウル・サーチン・ラウンジ#53F」近田春夫さん吠える ~「吼えろ! ハルヲフォン」(文字起こし)~ パート3(全4パート)

https://note.com/ebs/n/n25bc8c64d55d

 

「ソウル・サーチン・ラウンジ#53F」近田春夫さん吠える ~「吼えろ! ハルヲフォン」(文字起こし)~ パート4(全4パート)

2021年5月24日

https://note.com/ebs/n/nbb9246bd8a69

 

■映画について~いかにしてこの映画が生まれたか

 

2021年8月27日日本公開・映画『サマー・オブ・ソウル』~1969年から2021年~アンド・ビヨンド、ハーレムの過去現在未来という点を繋いだ傑作(パート1)

2021年7月20日

 

https://note.com/ebs/n/nfd09d22b8e2d

 

『サマー・オブ・ソウル』(パート2)~黒人受けしていなかったフィフス・ディメンションの憂鬱

2021年7月25日

https://note.com/ebs/n/ncf386b980417

 

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隔月刊音楽誌「ブルース&ソウル・レコーズ」最新号で、一冊まるごと『サマー・オブ・ソウル』大特集

ブルース&ソウル・レコーズ誌161号 2021年8月25日発売、2021年10月号 税込み1980円 (A5版120頁)
https://amzn.to/3DizfPf
一冊まるごと『サマー・オブ・ソウル』大特集。別冊付録で「ハーレム・カルチュラル・フェスティヴァル」登場アーティスト、ディスク・ガイド。(B6版64頁)



 

 

 

 

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