〇1960年代後期から70年代初期に放映されたブラック・カルチャーTV番組『ミスター・ソウル!』 | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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〇1960年代後期から70年代初期に放映されたブラック・カルチャーTV番組『ミスター・ソウル!』のドキュメンタリー映画2021年8月1日から米HBOで配信公開

 

 

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(本作・本文は約2000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ4分から2分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと7分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

 

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〇1960年代後期から70年代初期に放映されたブラック・カルチャーTV番組『ソウル!』のドキュメンタリー映画2021年8月1日から米HBOで配信公開

 

【”MR. SOUL!” Documentary Will Be Streaming On HBO August 1st, 2021】

 

公開。

 

1968年から1973年まで全米テレビ放映されたブラック・カルチャーTV番組『ソウル!』についてのドキュメンタリー映画が2021年8月1日からHBOで配信公開されることになった。

 

https://bit.ly/2Wb8v1X

 

この番組は、毎週、ブラック・アーティストやいろいろな分野のゲストを招き、トークとライヴを見せるというシンプルな番組だった。同様の番組では1971年から始まる『ソウル・トレイン』が長寿番組となったが、『ソウル!』も一時期話題を集めた。

 

番組について→https://amba.to/2VayO89

 

音楽、政治、文学、ダンスなどのカルチャー系ゲストを毎週呼び、約5年間で130本放送された。「最初のブラックの『トゥナイト・ショー』」と言われた。

 

 

 

ブラック系のテレビ・ショーとして、『オプラ・ウィンフリー・ショー』の前に『アルスィニア・ホール・ショー』の前に『ソウル・トレイン』の前に、この『ソウル!』があった。

 

スティーヴィー・ワンダー、アース・ウィンド&ファイアー、デルズ、アシュフォード&シンプソン、アル・グリーンなどが登場する。

 

このテレビ番組について掘り起こしたドキュメンタリーがこの『ソウル!』で、監督は司会者エリス・ヘイスリップの姪のメリサ・ヘイスリップとサミュエル・ポーランドが監督し、2018年4月23日のトライベッカ映画祭で初公開されて以降、50の映画祭に出品、33ノミネート、21の賞を獲得した。エリスは1991年61歳で死去。

 

 

2018年は、ちょうど同番組が放送開始してから50周年でもあった。

 

今回のドキュメンタリーには、最近のロバート・グラスパー、レイラ・ハサウェイ、ラスト・ポエッツなども登場している。

 

本編のアーカイヴ映像には、ハリー・ベラフォンテ、ニッキ・ジオヴァンニ、アミリ・バラカ、クール&ザ・ギャングなども登場している。

 

https://www.tribecafilm.com/films/mr-soul-2018

 

監督のメリサ・ハスリップは、1960年代この番組が放送された後、エリスが当日のゲストをメリサの自宅(エリスの兄弟姉妹宅)に招いて、いろいろと話をしたことを記憶しているという。

 

彼女は、カルチャー(文化)がいかに「変革(チェンジ)」の一翼を担ったかをこのドキュメンタリーで描きたかったという。

 

■『ソウル!』について

 

 

 

『ソウル!』は、1968年9月からパイロット版が放送され、それらには、バーバラ・アクリン、パティー・ラベール&ザ・ブルーベルズ、ノヴェラ・ネルソン、ビリー・テイラー、ヴァイブレーションズなどが出演した。10月からレギュラーとなり、エリス・ヘイスリップが司会者となった。

 

ブラック・ミュージックのみならず、ブラックのアート、文学、ポエット、映画などにもフォーカスし、ブラック・カルチャー全般にスポットを当てた。

 

『オプラ・ウィンフリー・ショー』の前に、『アルスィニア・ホール・ショー』の前に、『ソウル・トレイン』の前に、この『ソウル!』があった。

 

音楽に限って言えば、スティーヴィー・ワンダー、アース・ウィンド&ファイアー、デルズ、アシュフォード&シンプソン、アル・グリーン、マッコイ・タイナー、マックス・ローチ、ヒュー・マサケラなどが登場している。

 

■メリサ・ヘイスリップ

 

 

1965年4月30日マサチューセッツ州ボストン生まれ。コネチカット州、ニューヨーク州育ち。映画・映像関係の仕事を多数しており、2009年には、自身のプロダクション「シューズ・イン・ザ・ベッド・プロダクション」を設立。2013年には『ユーアーデッド・トゥ・ミー』(ウー・ツァン監督)をプロデュースしている。『ソウル!』の司会者エリス・ヘイスリップは、メリサのおじにあたる。

 

■映画クレジット

 

『Mr. Soul!』

 

CAST & CREDITS

 

Director:

Melissa Haizlip, Samuel Pollard

 

Producer:

Melissa Haizlip

 

Screenwriter:

Melissa Haizlip

 

Cinematographer:

Hans Charles

 

Editor:

Annukka Lilja, Blair McClendon, Giovanni P. Autran

 

 

 

Composer:

Robert Glasper

 

Executive Producer:

Blair Underwood

 

 

 

Consulting Producer:

Doug Blush

 

Cast:

 

Ellis Haizlip, Harry Belafonte, Nikki Giovanni, Amiri Baraka, Sonia Sanchez, Kathleen Cleaver, Kool & the Gang.

 

■トライベッカ映画祭

 

トライベッカ・フィルム・フェスティヴァルは2002年からロバート・デニールなどの呼びかけで始まった。インディ映画でドキュメンタリーもののフェスとして大きくなり、2006年、2007年にかけては8000本以上の応募があり、1500本以上がマンハッタンの映画館で期間中にかけられた。最終日に20近くの部門で表彰する。300万人がこの映画祭に参加、年に6億ドルの経済効果があると見られている。

 

 

 

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『ミスター・ソウル』といえば、サム・クックの同名アルバム。

 

ミスター・ソウル(紙ジャケット仕様)

サム・クック

SMJ (2012-03-07)

https://goo.gl/knPcnJ

 

ENT>MOVIE>Mr. Soul!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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  投稿日:2020年 8月15日(土)23時11分58秒       

             ♪一ファンさま

投稿ありがとうございます!

来日履歴については、今となってはちゃんとした資料(パンフレットやチケット等)があるわけでは無いので、

間違いもあるかもしれませんが、リアルタイムを過ごしてきた私の記憶と検索等を駆使して下記書き出してみました。

間違い・思い違い等ありましたらご指摘頂けると助かります。

 

1975年  初来日(『Sprit Of The Boogie』発売前)

1982年※ プロモーター倒産による来日中止

1983年  2回目の来日(『AS ONE』発表後)

1985年  東京音楽祭「Cherish」グランプリ

1986年  『Forever』発売前

1988年  JT脱退後 東京音楽祭にアース・ウインド&ファイアと共にゲスト出演

1989年  『Sweat』発表後 ボート乗り場で見た

1992年  大阪ブルーノート、ボトムライン

1993年  大阪ブルーノート、ボトムライン

1994年  大阪ブルーノート、ボトムライン

1995年  大阪ブルーノート、ボトムライン

1996年  Mt. FUJI Jazz Festival 出演(JT復帰 前期)

1997年  東京ベルファーレ (JT復帰 後期)

2000年  地方公演多し、三重県鈴鹿、新潟??

2001年 『Gangland』発表後 Prince Hakim同行

2004年  大阪・名古屋・福岡ブルーノート、札幌 Charles Smith最後の来日

2010年  ビルボード・ライブ大阪、東京

2011年  ビルボード・ライブ大阪、東京 DTがこの公演依頼来日していない

2012年  ビルボード・ライブ大阪、東京 クリフォード・アダムス最後の来日

2013年  ビルボード・ライブ大阪、東京

2014年  ブルーノート東京

2016年  ブルーノート東京

2017年  ブルーノート東京

2019年  幕張メッセ、神戸ワールド記念ホール

2020年※ ブルーノート東京 新型コロナウイルスにより延期

 

私は名古屋在住なので、名古屋ブルーノートの廃業は衝撃が大きかったのですが

またエンターテイメント業界が復活して来日をしてくれる事を願っています。