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〇『ディスコミ』、シーズン2、第2回(通算第18回)無事終了~ディスコの歴史~ゲイ・カルチャーがLGBTの隆盛に繋がる出発点

 

【Disco Meeting Season 2 Episode #2 : Gay Disco Culture Leads To LGBT+Q Today】

 

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(本作・本文は約10000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ20分から10分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

 

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LGBT法案。

 

一昨日(2021年5月26日)生配信されたディスコ文化対談と銘打ったネット配信トーク番組、『ディスコミ』(DJオッシー、吉岡正晴)のシーズン2、第2回通算第18回。「ゲイ・ディスコ」から現在のLGBTへの流れと言う、かなり大胆なテーマのトークだったが、なんとその翌日(昨日、5月27日)、政調審議会で超党派のLGBT法案が了承されたというニュースが飛び込んできた。

 

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(共同通信のニュース、5月27日20時50分配信)

https://this.kiji.is/770615415262625792?c=39550187727945729

 

(引用ここから)

 

自民党は27日の政調審議会で、LGBTなど性的少数者への理解増進を図る法案を了承した。一部保守派から異論が続出して紛糾。議論は休憩を挟み計3時間に及んだ。法案を国会提出するためには、28日に開催する総務会の了承も必要となる。国会会期末は来月16日に迫っている。

 

 森山裕国対委員長は記者団に、審議日程が窮屈だと指摘し「党内調整を見ながら対応したい」と語った。7月の東京都議選や秋までにある衆院選を控え、党内には法整備の先送り論も出ている。

 

 法案は、多様性を受け入れる寛容な社会の実現を目指して党特命委員会が策定した。

 

(引用ここまで)

 

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レディー・ガガのインスタ投稿といい法案了承のニュースといい、なかなかのタイミングの特集だった。

 

昨日のトークのエンディング、終盤でオッシーが自身が新宿の昔ながら言い方だと「ゲイ・ディスコ」であるニュー・サザエに行ったときのことを話した。

 

それはブログにも書かれているが、「四方八方全方位型の、完全なフリーディスコのフロア。

バラバラで、雑多で、各人たちが踊りながら楽しむフロア。服装はオシャレしてる人から、カジュアルな人までこれも雑多。そして、お客様全員が笑顔で平和な空間。誰に気遣うこともなく、個人のアイデンティティーで自由に楽しまれている」ということにとても感激した、という。

 

まさに1970年代初期からのニューヨークなどのゲイ・ディスコはそういう感じだった。人種、性嗜好、貧富の差、おしゃれの差なども関係なく、みんなひとつのグルーヴの元踊る。そこにはなんら差別意識などもない。

 

ここでは、人と違うことが堂々としていられる。違う人を認めればそこには差別は生まれない。

 

「ディスコ」自体がけっこう差別される存在でもあり、それは僕もオッシーも積年の悩みだが、それもあまりよく「ディスコ」のことが知られていないことがひとつの要因だ。人間は知らないもの、未知のものに恐怖心をいだきしらずしらずのうちに差別してしまう。

 

オッシーが提唱するファミリー・ディスコ、老若男女を相手にしたディスコなどは、ひじょうにいい切り口だ。

 

 

これからもディスコの魅力について、「ディスコミ!」で微力ながら伝えつつサポートしていきたい。

 

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結局、7曲レアなプロモーション用ビデオなどをご紹介しつつ、2時間のトーク。なかなか他では聞けない内容だ。

 

すでに生配信は終了したが、2週間,6月9日までアーカイヴで視聴できる。アーカイヴ・チケットはこちらで→

https://twitcasting.tv/c:djosshyofficial/shopcart/70989

 

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本編で紹介したビル・バーンステインの写真集「DISCO」、これが番組で紹介した後暴騰したようだ。番組内でも、「帰ったら買います」と言っていたが、帰宅後見てみると、なんともともと5千円程度の本が4万越えに。昼間見たときは、そんなことはなかったと思うのだが、ひょっとして『ディスコミ!』、ごらんになってアマゾンで買われた方はいるでしょうか。もしいたら教えてください。ちなみに、そのときはおいくらでした? 

 

念のためアメリカのアマゾンものぞいたが、アメリカは「アウト・オブ・プリント」で廃版・在庫なし。ちなみに僕がこの本を買ったのは2017年5月14日、4866円だった。

 

いわゆるコーヒー・テーブル・ブックという大判の重い本。ハードカヴァーの176ページ、

横25.15 x 厚さ2.03 x 縦30.99 cmだ。

 

 

ビル・バーンステインは、ニューヨークをベースに活躍する写真家で、1977年、地元の情報紙ヴィレッジ・ヴォイスからビル・カーター大統領の母親リリアンがスタジオ54でパーティーをするので、それを取材・写真撮影してきてくれ、と頼まれ、初めてスタジオ54に入った。そのパーティーが終わると、いつもの客がなだれ込んできて、おもしろいのでそのまま残って10本ほどのフィルムで撮影したという。それを機に、ニューヨークのあちこちのディスコを撮影するようになったが、奥さんからこの長年貯まってるネガ・ポジ・フィルムをなんとかしたらどうだ、と言われ、写真集にまとめることにした、という。

 

ディスコの写真というのは、被写体が暗いために、なかなかフラッシュを焚くこともできづらいので、いい写真がない。そんな中、この写真集は当時のニューヨークのディスコの雰囲気、空気感がよくでている。

 

 

ラリー・レヴァンの有名な写真は、彼が撮ったものだ。

 

そしてできあがったのがこの立派な本だ。

 

オッシーは泣く泣く諦めている。

 

彼は現在、ポール・マッカートニーのオフィシャル・フォトグラファーとして15年ほど、ツアーに帯同。写真集にしている。

 

Each One Believing: On Stage, Off Stage, and Backstage ハードカバー – 2004/10/14

英語版  Paul McCartney (著), Bill Bernstein  (写真)

ttps://amzn.to/3vrYJp0 

頭に h をつけてください

 

これは意外と値上がりしてない。中古は1000円代からある。

 

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