〇バイデン大統領誕生~一票の力で変えた流れ | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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〇バイデン大統領誕生~一票の力で変えた流れ

 

【Your One Vote Has Changed Nation】

 

 

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(本作・本文は約4000字。「黙読」ゆっくり1分500字、「速読」1分1000字で読むと、およそ8分から4分。いわゆる「音読」(アナウンサー1分300字)だと13分くらいの至福のひと時です。ただしリンク記事を読んだり、音源などを聴きますと、もう少しさらに長いお時間楽しめます。お楽しみください)

 

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〇バイデン大統領誕生~一票の力で変えた流れ

 

【Your One Vote Has Changed Nation】

 

チェンジ。

 

いよいよ、2021年1月20日(日本時間21日午前)、第46代アメリカ大統領バイデンが誕生する。

 

就任式はこのあと日本時間21日午前2時からだが、無事、式が進むことを祈るばかりだ。

 

今回の大統領選は、大方の人が見ている通りバイデン支持というより、反トランプ、嫌トランプ票が、トランプ支持票よりも少しだけうわまわったということなのだろう。

 

4年前のトランプ就任式は見ていたかもしれないが、あまり記憶にない。その前とその前、つまり2009年、2013年オバマの1期目、2期目の就任式は夜中なのに見ていたよく覚えている。

 

アメリカの政治はトランプの4年で、めちゃくちゃになり、「黒歴史」として後年まで語り継がれることになるだろう。

 

アメリカはなんとかギリギリで舵を切ったが、日本はまだどうにもならない状況が続く。

 

過去7年余、嘘と利権にまみれ、誰も責任を取ろうとしない「無責任政治屋」の集団によって、日本沈没が時間の問題になっている。

 

何十年、何百年と続いた老舗がコロナのために閉店したり、あちこちの商店街のシャッターが廃業のため下ろされ「シャッター街」となり、貸しビルに「空き室」の看板があふれる。ゴースト・タウンへのカウントダウンが始まっている。流れを変えなければならない。

 

アメリカも一票の力で流れを変えたが、日本も結局とりあえずは一票の力で流れを変えるしかない。正念場だ。

 

将来へ希望を持とうということで、今日の一曲は、「ウー・チャイルド」。

 

Ooh Child – Beth Orton

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=j0tYkk_B-Cg

 

MILCK - Ooh Child (Official Video)

 

https://www.youtube.com/watch?v=h0K9jxmFMNo
(テレビドラマ『ニュー・アムステルダム』挿入歌

 

 

 

オリジナルはファイヴ・ステアステップス

O-o-h Child THE FIVE STAIRSTEPS 1970 HQ

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=JNP0_oeGLNc

 

(この曲に関するストーリー、訳詞などは後日ブログに掲載します)

 

■過去記事~オバマ就任式

 

オバマ一期目就任式でアレサが登場したところなど詳細、ブログ

 

オバマ大統領誕生~アレサの歌が祝福

2009年01月21日(水)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10195625002.html

 

●【オバマ大統領誕生~アレサの歌が祝福】

 

自由。

 

オバマ新大統領誕生を、ソウル・サーチャーの視点で。

 

およそ70年前、1939年4月、黒人のクラシック・シンガー(正確には女性コントラルト歌手=ソプラノ、メゾ・ソプラノより下の声域の歌手)、マリア・アンダーソンは、ワシントンDCの「ドーターズ・オブ・アメリカン・レヴォリューションズ(DAR)・コンスティテューション・ホール」で歌うことを禁じられた。彼女の肌が黒いという理由だった。そこで当時のアメリカ内務長官の力添えで彼女は近くのリンカーン・メモリアル公園で歌うことになり、そこには7万5000人の聴衆が集まった。マリアは、アメリカのアンセム「マイ・カントリー、ティーズ・オブ・ジー(「わが国、それは汝のもの」の意味)(「アメリカ」というタイトルとしても知られている)を歌い、聴衆は彼女の美しい声に酔いしれた。

 

(マリアン・アンダーソン)

 

その同じ月、その同じ街、ワシントンDCにひとりのシンガーが生を受ける。1939年4月2日に生まれたマーヴィン・ペンツ・ゲイ・ジュニアだ。マーヴィンは、このマリアン・アンダーソンの話を実父から聞いた。「それに僕は感銘を受けた。マヘリア・ジャクソンに感じるのと同じように、アンダーソンさんにもものすごく親しみを感じたんだ。彼女たちは、立派な素晴らしい女性たちだ。世界に知られる最高級のシンガーだよ。父自身、素晴らしい声を持っていて、素晴らしいシンガーになる資質を持っていた。最初の頃、多くの場合、夢の中での話だけど、僕はそんなシンガーになりたいと思っていたんだ」(『ディヴァイデッド・ソウル~引き裂かれたソウル』=デイヴィッド・リッツ著、第2章より)

 

1963年8月28日、マーティン・ルーサー・キング牧師は、ここで歴史に残る「アイ・ハヴ・ア・ドリーム(私には夢がある)」の演説を行った。1月19日は今年のキング・ホリデイでもある。(キング牧師の正式な誕生日は1月15日だが、祝日は毎年1月第3週の月曜になっている)

 

マリアンが歌ってから70年、キングが語ってから46年。そのワシントンDCのモールにアメリカ史上初の黒人大統領が姿を現した。

 

多くのスター、セレブたちが新しい大統領を祝福しにやってきた。18日、その時点ではまだオバマ次期大統領だった彼が演説した後ろには、奴隷解放の父、エイブラハム・リンカーンの銅像が鎮座していた。

 

オバマ氏が「スティーヴィーの音楽を聴いて育った」と聞いたスティーヴィーは、「僕が書いた曲、メロディーが彼の人生の一部になったのなら、おそらく、僕も大統領の一部に寄与できたということで嬉しい」と語った。

 

18日、ジョシュ・グローバンとへザー・へドレーは、マリアンが70年前に歌った「マイ・カントリー、ティーズ・オブ・ジー」を歌った。

 

18日、「プライド」を歌ったU2のボノは、歌い終えてこう語った。「この曲は、アイリッシュ人の夢、ヨーロッパ人の夢、アフリカ人の夢、イスラエル人の夢です」 そして、長く息をついた後に、「そして、パレスチナ人の夢でもあります」と。

 

そして、2009年1月20日正午前(現地時間)就任式典にクイーン・オブ・ソウル、アレサ・フランクリンが登場した。万雷の拍手とともに堂々と再び「マイ・カントリー、ティーズ・オブ・ジー」を歌った。マリア・アンダーソンが「マイ・カントリー…」を歌ってから約70年、アフリカン・アメリカンであるアレサ・フランクリンが同曲をワシントン・モールの200万人を前に、そして、テレビ中継などで見られる何億人の前で、歌った。

 

"My Country, ’Tis Of Thee"(or"America")

 

1)

My country, ’tis of thee,

Sweet land of liberty,

Of thee I sing;

Land where my fathers died,

Land of the pilgrims’ pride,

From every mountainside

Let freedom ring!

 

4)

Our fathers’ God to Thee,

Author of Liberty,

To thee we sing,

Long may our land be bright

With Freedom’s holy light,

Protect us by thy might

Great God, our King.

Let it ring

 

同曲の1番と4番に短縮した約2分45秒の見事なパフォーマンスを感慨深く聴いたオバマ氏。歌が終わると同時に自由の鐘が、ワシントンDCに鳴り響いた。

 

(オバマ大統領)

 

その後、オバマ新大統領は約19分にわたって就任演説を行った。その中で彼は言った。「これが私たちの自由であり、私たちの信念なのです。なぜ男性も女性も、あらゆる人種もあらゆる宗教の人々もこの素晴らしいモールで共に祝福できるのか。わずか60年にも満たない昔、ここに立つ男の父は地元のレストランに入れませんでした。しかし、なぜ、その男は今みなさんの前でもっとも聖なる宣誓を受けることができたのか? (それがアメリカの自由であり、信念なのです)」

 

This is the meaning of our liberty and our creed -- why men and women and children of every race and every faith can join in celebration across this magnificent Mall, and why a man whose father less than 60 years ago might not have been served at a local restaurant can now stand before you to take a most sacred oath. (Obama inauguration speech)

 

1968年、ディオンが歌った「エイブラハム、マーティン&ジョン」をマーヴィン・ゲイが歌った。エイブラハム・リンカーン、マーティン・ルーサー・キング、そして、ジョン・F・ケネディーの3人を語った名曲だ。この地に生まれたマーヴィン・ゲイが、もしこの日、このオバマの大統領就任を目撃したら、一体何と言っただろうか。

 

"Abraham, Martin, and John"

Sung by: Marvin Gaye

Words and Music by Richard Holler

 

Has anybody here seen my old friend Abraham?

Can you tell me where he’s gone?

He freed lotta people but it seems the good they die young

You know I just looked around and he’s gone

 

Has anybody here seen my old friend John?

Can you tell me where he’s gone?

He freed lotta people but it seems the good they die young

I just looked around and he’s gone

 

Has anybody here seen my old friend Martin?

Can you tell me where he’s gone?

He freed lotta people but it seems the good they die young

I just looked around and he’s gone

 

Has anybody here seen my old friend Bobby?

Can you tell me where he’s gone?

He freed lotta people but it seems the good they die young

I just looked around and he’s gone

 

歴史にもしはないが、もし、マーヴィン・ゲイが生きていたら、この日、ここで彼が歌っていたとしても、なんら違和感はない。

 

■ ベスト・オブ・マーヴィン・ゲイ

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B001HXY8X4/soulsearchiho-22/ref=nosim/

(「エイブラハム、マーティン&ジョン」はディスク3に収録。これが入ったCDはなかなかありません)

 

NEWS ITEM>Inauguration

 

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就任祝賀会

オバマ就任イヴェント、多数のアーティストが参加 (祝賀式でのエンタメ・セットリスト付き)

2009年01月20日(火)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10195145953.html

 

オバマに望む3つの奇跡~就任演説を聴いて

2009年01月22日(木)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10196105585.html

 

「チェンジ・イズ・ゴナ・カム」から「チェンジ・ハズ・カム」へ~オバマ氏勝利演説

2008年11月08日(土)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10161914791.html

 

 

 

 

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