〇次回ラウンジ~5か月ぶりに7月15日再開~江守藹氏を迎えて | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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〇次回ラウンジ~5か月ぶりに再開~『江守藹のアラバマ物語』

 

【The Legend Of Dance & Soul Next Soul Searchin Lounge 54】

 

レジェンド。

 

毎回おもしろい音楽経験、キャリアを持つレジェンドを招き、その半生やトピックをインタヴュー形式であたかもソウル・バーのカウンターに座りながらじっくり聴く歌舞伎町で密かな話題のトークショー「ソウル・サーチン・ラウンジ」。これがコロナ禍で2020年2月を最後に、しばらくお休みになっていたが、さまざまな状況を鑑み、2020年7月から5か月ぶりに再開することになった。

 

 

その復活第1回は2020年4月に行われる予定で延期されていたソウル界、ダンス界のレジェンド江守アイさんが登壇する。江守さんの登壇は、2018年6月以来、約2年ぶり2度目。

 

前回は江守さんが漫画家を目指し新宿で夜な夜なディスコに出入りしているうちに、米軍兵士たちと知り合い、どっぷりとブラック・カルチャーに浸かり、六本木で伝説のディスコ「アフロ・レイキ」をプロデュースするあたりから話が始まった。1974年頃からソウル・イラストレーターとして活躍し始め、多くのディスコ、ソウル作品の日本盤のジャケットを描くようになった。また店舗プロデューサーとしても、「アフロ・レイキ」以来、いくつもの店舗をプロデュース。中でも1999年から始まった日本の「ソウル・トレイン・プロジェクト」を統括、東京のFM局Jウェイヴで月曜から金曜まで生放送されるラジオ番組『ソウル・トレイン』、お台場にカフェ&レストラン「ソウル・トレイン・カフェ」をオープンしたりした話などにもおよんだ。

 

ただやはり時間が足りなくなり、漏れた話は後日へ先送りされていたものを今回、またじっくりお話を聴こうと思う。

 

今回は、江守さんがプロモーターとしてあこがれのテンプテーションズのリード・シンガー、エディー・ケンドリックスの来日を実現させたことから始まるデイヴィッド・シーのレコーディングにつながる『アラバマ物語』などにフォーカスしようということになっている。

 

さらに、延期されたことで、この数か月で急激に大きな盛り上がりを見せているアメリカにおける「ブラック・ライヴズ・マター」問題についても話そうということになっている。江守さんは、1960年代から多くのブラックの友人を持ち、彼らから多くのブラック・カルチャーを実地で学んできた江守さんならではの体験談を含めたトークになりそうだ。

 

 

 

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江守藹(江守アイ)プロフィール

 

江守さんは、1948年(昭和23年)6月8日生まれ。1960年代後期からブラック・ミュージック、ジャズ、ソウルに興味を持ち、のめりこむようになった。米軍基地に出入りし、アフリカン・アメリカンの友人を作り、踊りや音楽を学ぶようになる。当初から画家志望だった彼は1970年代になると、イラストの仕事をするようになり、1974年のディスコ元年以降は、日本でリリースされるソウル、ディスコ系のレコード盤のジャケットのイラストを多数描くようになり、ソウル、ディスコのイラストといえば、江守さんのイラストが載るようになった。

 

1975年六本木にこれも伝説となるディスコ「アフロ・レイキ」を開店、さらに、1978年には赤坂に食事もできてライヴを楽しめるような大人のレストラン・クラブ「ブッツィーズ」を開店。一方、自身もダンサーとしてネッシー・ギャングの一員として全国を飛び回り、様々なソウル・ステップの普及に努めた。現在も、ダンスとブラック・カルチャーを教えるレクチャー「江守塾」を定期的に行っている。

 

またドン・コーネリアスと知己を得、日本で「ソウル・トレイン・カフェ」をオープンしたのも江守さんだ。

 

 

2018年6月にちょうど古希(70歳)を迎え、いくつかのイヴェントに登場、この「ラウンジ」にも江守さんの「古希記念月間」のイヴェントとして登壇した。

 

まさに、ソウル界、ブラック・ジャズ界、ダンス界の生き証人でレジェンドでもある江守アイさんの話は、日本におけるソウル・ミュージック、ブラック・ミュージック、ダンス、ブラック・カルチャーの歴史を知る上にも貴重な一日となりそうだ。

 

ご予約はお早目に。

 

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江守さんとは70年代半ばからのおつきあいで大変よくしていただいているので、積もる話もたくさんありそうで、またまた話が脱線しまくりそう。一緒に編集した『ギャングスタ―』という雑誌や、ルーファス・トーマス、デイヴィッド・シーらとの話なども聴きごたえたっぷりのはず。毎回、永久保存回が続くが「ソウル・サーチン・ラウンジ」だが、今回も間違いなくソウルの歴史、ダンスの歴史の生き証人だけにおもしろい話、満載だ。現在毎週月曜日に目黒で行われている人気の『江守塾』のこぼれ話なども聞いてみたいところだ。

 

(左からさすらいのラーメン・サーチャー、DJオサ、ブラック・カルチャーの伝道師、江守藹氏、ソウル・サーチャー吉岡正晴)

 

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「ソウル・サーチン・ラウンジ」第54回~2020年7月15日水曜,ソウル、ダンス界のレジェンド、江守アイさん登場決定

 

 

■「ソウル・サーチン・ラウンジ」イヴェント概要

 

(十分な換気、消毒、密にならないように万全のコロナ対策体制でお送りします。なおご参加のみなさまもマスク着用でよろしくお願いいたします)

 

            概要

 

 

タイトル 「吉岡正晴のソウル・サーチン・ラウンジ~No.54~レジェンド江守アイさんを迎えて~江守アイの『アラバマ物語』」

日時 2020年7月15日(水)開場18時30分、第一部=19時30分~20時30分、第二部=21時~22時 (入れ替えなし、通しでお楽しみいただけます)

場所 カブキラウンジ

住所 東京都新宿区歌舞伎町 1-23-13 TC大滝ビル5階 (1階は出会いカフェ・キラ)

電話 03-6205-5125 (問い合わせは下記予約メール送り先までおよせください)

入場料 2000円(1ドリンク付き)当日、現地でお支払いください。

 

出演

 

司会 吉岡正晴

ゲスト 江守アイ (ソウル・イラストレーター、ダンサー、江守塾塾長)

サポートDJ OSA(流浪のラーメン・サーチャー)

http://kabukilounge.tokyo/

座席数 約30

 

予約方法 下記メールアドレスへ「ソウル・サーチン・ラウンジ」参加希望と書き、参加人数、お名前、連絡先などを明記してお送りください。折り返し、確認メールを差し上げます。なお、携帯メールなどで受信ドメイン指定をされている方はsoul_searchin_lounge@yahoo.co.jp からのメールを受信できるように設定してください。予約なしでも入れますが、予約をいただけば優先的にお席を確保いたします。

予約メール送り先 

soul_searchin_lounge@yahoo.co.jp

 

ポイントカードお持ちの方、ポイントしっかり押します。ポイント10個で素敵なプレゼント進呈。

 

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■江守さんの著書

 

アメリカ南部を聴く

1998/12/10

江守 藹

YMM

https://goo.gl/LFGTnS

 

黒く踊れ!―ストリートダンサーズ列伝

2008/10/01

江守 藹

銀河出版

https://goo.gl/VqR7AY

 

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7月11日(土)『レディオ・ディスコ』にゲストで出ます

 

吉岡正晴が、2020年7月11日(土)の東京のインターFMのラジオ番組『レディオ・ディスコ』にゲストで出演して、この「ラウンジ」についての話などもします。

 

番組名 『レディオ・ディスコ』

出演者 DJオッシー、亀井佐代子

放送局 東京地区・インターFM 89.7mhz

放送日時 2020年7月11日(土)15時~17時45分

(吉岡・ゲストは15時30分~16時予定)

ラジコ http://radiko.jp/#!/live/INT

ラジコ タイムフリー 放送後

http://radiko.jp/#!/ts/INT/20200711150000

 

 

ENT>SOUL SEARCHIN LOUNGE>54>Emori, Ai

ENT>ARTISTS>Emori, Ai

 

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