◎ズーコ&スウィンゴー2人ライヴ | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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◎ズーコ&スウィンゴー2人ライヴ

 

【Zooco & Swing-O Duo Live】

 

2人。

 

「君のSOULに恋してる」というタイトルの2人ライヴ。ピアノと歌と、そして、トークと。またライヴ会場が深町純さんのライヴ・ハウス、FJズ。

 

 

ソウルフルなズーコの歌と、グルーヴ感たっぷりのスインゴーのピアノで、まさにタイトル通りのライヴ。曲の間に、ズーコがいろいろなその曲にまつわる話などをしたのがおもしろかった。

 

ロンドン時代の話、フィラデルフィアに行ったときの話、Jディラの話など。これはまさに「ラウンジ」向きの、たっぷりトークを聴かせていただきたいと思った。

 

 

「ドント・レット・ミー・ビー・ロンリー・トゥナイト」は元はジェームス・テイラーが書いた曲だが、ここではアイズレー・ブラザースのヴァージョンを下敷きに歌った。

 

本編最後のジョスリン・ブラウンの「サムバディ・エルスズ・ガイ」では、なんとスインゴーが足を使った「ストンプ・ボックス」という打楽器でリズムボックス代わりの音を出して驚いた。これは初めて見た。

 

最初リズムボックスかカホーンかなにかを叩いてるのかと思ったら、新兵器だった。ライヴ後、見せてもらい解説してもらった。それは実にシンプルで足で叩いたものをピックアップで広い、スピーカーから音をだすというもの。叩く盤面の大きさなどで多くの種類があるという。ふだんはギタリストがよく使っているそうだ。

 

ズーコ左、右スインゴー。スインゴーの手、大きい。ピアニストの手

 

ライヴ後、ファンキーなピアノとか、グルーヴ感のあるピアノとは何かなどの話をスインゴーさんと、ちょうど見に来ていたマエストロTさんと話が盛り上がった。これはなかなか勉強になった。

 

再演ぜひ。

 

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■CD

 

Stairs of mine

ZOOCO

GRACIAS RECORDS (2019-04-10)

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SOUL PIANO

SWING-O

SPACE SHOWER MUSIC (2019-06-26)

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■  セットリスト

Zooco x Swing-O ズーコ&スウィンゴー~君のソウルに恋してる~ 2020年1月26日(日)祐天寺FJ’s

 

First set

 

01.  Runaway [Loleatta Holloway]

02.   恋愛は論より証拠 [金子まり]

03.   If I Ever Lose This Heaven [Leon Ware, Average White Band]

04.   Many Rivers To Cross [Jimmy Cliff, Oleta Adams]

05.   輝きだすもの [Zooco]

06.   Dry Cleaner [Joni Mitchell]

 

Second set

 

 

01.  Butterfly [Zooco]

02.   Pain [Escalators]

03.   Feel Like Making Love [Roberta Flack, Marlena Shaw]

04.   Don’t Let Me Be Lonely Tonight [James Taylor, Isley Brothers]

05.   Never Stop [Brand New Heavies]

06.   Somebody Else(s Guy [Jocelyn Brown]- a riff of I Wish [Stevie Wonder]

Encore  手紙 [Zooco]

Encore Oh, Happy Day [Edwin Hawkins Singers]

Show ended 21:19

 

Members:

 

Zooco [Vocal]

Swing-O [Piano, Stomp Box]

 

(2020年1月26日、祐天寺FJ’s、Zooco x Swing-O ライヴ)

 

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