◎「ソウル・サーチン・ラウンジ45回」日本のスティーヴ・クロッパー、星川薫さんギターを語る(パー | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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◎「ソウル・サーチン・ラウンジ45回」日本のスティーヴ・クロッパー、星川薫さんギターを語る(パート1) 

 

【Hoshikawa Kaoru Talked About Soul Guitars】

 

解説。

 

毎回音楽業界のスペシャル・ゲストを招いてつっこんだ深掘りトークを行うトーク&DJイヴェント「ソウル・サーチン・ラウンジ第45回」は、日本のスティーヴ・クロッパーこと星川薫さんがゲストに登場、ソウルフルなギタリストをピックアップして、CDを聴きながら、実演、解説するというひじょうに音楽的なレクチャー回となった。

 

下記セットリストにそのとりあげたギタリストとポイントが書いてある。

 

左から吉岡、星川薫、DJオーエスエー

 

DJオーエスエーが「こんなにしゃべるとは思わなかった」というほど星川さんが雄弁にギターについて語った。

 

ギターを弾き始めた頃の話から、ファンキーでグルーヴなギターの弾き方、山形のディスコに通いだした頃のこと、などから、スティーヴ・クロッパー、ジェームス・バートンなどの話から快調に飛ばした。

 

ソウルとカントリーの類似性を指摘して、星川さんはオムニバスの『リズム・カントリー&ブルーズ』を推薦してくれた。

 

Rhythm Country & Blues

Various Artists

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ギターは同じ音を違う弦で出せるが、指を押す位置(ポジショニング)で音色が変わるので、コピーするときはそのポジションもコピーしないといけない。

 

四分打ちの切るタイミングなどは、楽譜にかけない。楽譜に書いたら同じでも、カットするタイミング、アタックによってかなり違うものになる。

 

こんな話が延々と続いた。

 

(この項、続く)

 

■セットリスト

 

SOUL SEARCHIN LOUNGE #045 7/17/2019  (Wednesday)

 

MC: Yoshioka Masaharu 

Special Talk Guest: Hoshikawa Kaoru

Support DJ: DJ O-S-A

 

PART 1 (18:30-19:30)

                  

19:32 前説

19:35  show started

 

Theme song : What’s Going On – David T. Walker

 

M01 / BGM  Crazy Running Cat 4:59  Hoshikawa Kaoru & Melon Hankers

 

■オールドスクール・ソウルR&Bギターの真髄と魅力を探る

 

【スティーヴ・クロッパー】

 

M02  Soul Man – Sam & Dave

サム&デイヴの大ヒット「ソウル・マン」のリフ。カントリー・リックからインスパイア。

 

M03  These Arms Of Mine – Otis Redding

3連の曲「ディーズ・アームズ・オブ・マイン」等のアルペジオについて。

 

M04  Respect – Otis Redding

4分打ちのカッティングについて。

 

M05  Dock Of The Bay – Otis Redding

オーティス・レディングの「ドック・オブ・ザ・ベイ」のリフについて。

 

M06 Time Is Tight – Booker T & The MG’s

スタックスのハウス・バンド、ブッカーT&ザ・MG’s の大ヒット「タイム・イズ・タイト」のリフ、4分のカッティングについて。

 

【ティニー・ホッジス】

 

メンフィスのギタリスト。アル・グリーンが所属していたハイ・レコード、ロイヤル・スタジオを中心に活動。

 

アル・グリーンの大ヒット「レッツ・ステイ・トゥゲザー」のバッキングについて。

M07  Let’s Stay Together – Al Green

 

【レジー・ヤング、ジェームス・カー】

 

サザン・ソウル・シンガーとして日本で人気の高いジェームズ・カーの大ヒット「ザ・ターク・エンド・オブ・ザ・ストリート」でのダブル・ストップ奏法。

 

M08 The Dark End Of The Street – James Carr

 

【レジー・ヤング、ボビー・ウーマック】

 

南部を中心に活躍するギタリスト、レジー・ヤングとソウル・シンガーとしても知られるボビー・ウォーマックのギタリストとしての魅力について

 

ウィルソン・ピケットの大ヒットでボビーがギターを弾く「アイム・イン・ラヴ」での2本のギターリフ。

 

M09  I’m In Love – Bobby Womack

M10  I’m In Love – Wilson Pickett

 

【ジミー・ノーラン、キャットフィシュ・コリンズ】

 

ジェームス・ブラウンのバンド、JBズのメンバーら。

 

ジェームス・ブラウンの曲での9th(ナインス)コードはどこからきてるのかを考察。ジミー・ノーランは、ブルース出身でT-Bone Walkerの影響を多大に受けている。おそらく、T-Boneがよく使う9thコードをファンクに持ち込んだのではないでしょうか、という説。

 

M11  Pass The Peas – Fred Wesley & The JB’s

 

【キャットフィシュ・コリンズ】

 

ジェームス・ブラウンの大ヒット「セックス・マシーン」「ソウル・パワー」の カッティングについて。

 

M12 (Get Up I Feel Like Being A ) Sex Machine – James Brown

M13  Soul Power – Mace & The Macks / James Brown

 

Show ended 21:01

前半終了

 

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PART 2 (21:00-22:00)

           

Show started 21:19

TM/BGM  Stray Cat Boogaloo 4:22 – Hoshikawa Kaoru & Melon Hankers

             

【モータウンのギタリスト】

 

①                        エディ・チャンク・ウィリス Eddie "Chank" Willis (June 3, 1936 – August 20, 2018)

 

エディ・“チャンク”・ウィリスの2、4のカッティング。2、4のカッティングは、ジミー・ジョンソン(マッスルショールズ)も素晴らしい。

 

M01  Ain’t Too Proud To Beg – Temptations

 

②                        デニス・コフィー

 

ドラマティックスの大ヒット「イン・ザ・レイン」のイントロでの印象的なディレイ・エフェクト。

 

M02  Cloud Nine – Temptations

M03  In The Rain – Dramatics

 

③                        ワウ・ワウ・ワトソン

 

テンプテーションズの大ヒット曲「パパ・ワズ・ア・ローリング・ストーン」でのワウ・エフェクト。 ハービー・ハンコックの「ハング・アップ・ユア・ハング・アップス」のイントロでのシングルトーン。

 

M04  Papa Was A Rolling Stone – Temptations

M05  Hang Up Your Hang Ups – Herbie Hancock

 

④  デイヴィッド・T・ウォーカー

 

M06  Never Can Say Goodbye – Jackson 5

 

⑤                        レイ・パーカー・Jr

 

レイ・パーカーがプロデュースしたシェリル・リンのヒット「シェイク・イット・アップ・トゥナイト」のブリッジでのカッティング。

 

M07  Shake It Up Tonight – Cheryl Lynn

M08  For Those Who Like To Groove –Raydio

 

【コーネル・デュプリー】

 

ブルック・ベントンの大ヒット「レイニー・ナイト・イン・ジョージア」でのバッキング。

 

M09  Rainy Night In Georgia – Brooke Benton

M10  Way Back Home – Gadd Gang

 

【アル・マッケイ】

 

アル・マッケイのカッティング。アースの大ヒット曲「サン・ゴッデス」。

 

M10  Sun Goddess – Ramsey Lewis

 

【ナイル・ロジャーズ】

 

Xx   A riff of “Le Freak” - Chic

M11 In Your Eyes  - Hoshikawa Kaoru & Melon Hankers featuring Tawada Emi

 

Show ended 22:48

 

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End

 

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