◎『今日は一日ディスコ・ミュージック三昧』③ オンエアいろいろ  | 吉岡正晴のソウル・サーチン

吉岡正晴のソウル・サーチン

ソウルを日々サーチンしている人のために~Daily since 2002

◎『今日は一日ディスコ・ミュージック三昧』③オンエアいろいろ 

 

【Disco Zanmai (Part 3)】

 

三昧。

 

2018年9月24日(月・祝)NHK-FMで9時間にわたって生放送された『今日は一日ディスコ・ミュージック三昧』、9時間もあったので、いくつも話題にはことかかないが、いくつかつっこまれた小ネタの数々が秀逸だった。特に、Tグルーヴのネタには驚いた。

 

まず、「マジック・ラヴ」のミッシェル。これは、もともとシャンタル・カーティスという名のシンガーで、彼女のアルバムとして出す予定だったが、彼女がボーイフレンド絡みでドラッグ中毒になってしまい、逮捕されたために、名前を変えてリリースされた、という話。そして、その後、マフィアがらみで、彼女の彼氏を狙った銃弾が誤って彼女にあたり、彼女は死亡してしまったという悲劇のヒロインになってしまった。

 

また、これはオンエアでは話せなかったが、そのプロデューサーのピエール・ジョベールは昨年死去していた。ピエールは、75年、フランスのアフロ・ファンク・バンド、アイスというグループをプロデュース。これがのちに、ラファイエット・アフロ・ロック・バンドとなり、その楽曲がジェイZなどにサンプリングされる。

 

オッシーが挟み込んできた、コン・ファンク・シャンの7枚目のアルバム『7』について。これは7人の強固なメンバーの堅い絆の「7」でもある、という説もおもしろかった。

 

僕が出したネタでは、ペニー・マクリーンが現在は占星術師になっていて、そうした「占い本」をもう10冊以上だしている、というのを披露したが、これも今回のために、いろいろリサーチした中ででてきたものだった。僕自身、驚いた。

 

また一番驚いたのは、あまりヒットしなかったシャンプー(90年代にヒットをしたグループとは同名異グループ)の「ハーレム・ハッスル」。このメンバーは後にシャカタクになる、という話。これは素晴らしい掘り起しだった。

 

ELOのアルバム『ディスカヴァリー』はDISCO+VERYという話は、昔から知られてるんですか。

 

サウス・ショア・コミッションは元々もっと早いBPM130くらいで録音されていて、それを120くらいに落としたために、女性シンガーの声が男っぽくなり、男女デュオの形態が、その体をなさなくなった、という話もおもしろかった。

 

そのサウス・ショア、シングル・クレジットはインスタント・ファンクがバックをつけているとあったが、僕はどう聴いてもドラムスがアール・ヤングではないかと思っていたので、本人に尋ねたら、そうだ、というので、その話を紹介した。

 

「ダンス・イッツ・マイ・ライフ」では、それに関する話をしたが、これは僕の第3弾で、その後コマの「サヨナラ」という曲もある。そのあたりの話は、また別の機会になりそうだ。

 

僕の選曲のところで、テルマ・ヒューストンの「ドント・リーヴ・ミー・ディス・ウエイ」がかかっている時に、ちょうどゲストにきていたリリコさんが、バカラの「誘惑のブギー」が聴きたいというので、急遽、一曲追加。これがテルマの曲を参考にして作ったことが明らかだった。生放送ならではの流れだった。

 

それにしても、凝ったBGMで最初のうちは、BGM曲をメモしていたが、後半はさすがにおろそかになり、同録を聴きながら改めて☑して昨日のブログにアップした。

 

さて、今回の放送はタイムフリーがない。ということで、どうしても聞きたいという方に朗報。

 

内緒の裏技、期間限定で同録。(オッシー提供)

前半→https://www.mixcloud.com/OSSHY/3/

後半→https://goo.gl/BNVgLG 

 

■BGMを含めたセットリスト完全版

 

『今日は一日ディスコ・ミュージック三昧』②BGMを含むセットリスト

2018年09月26日(水)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12407518680.html

 

~~~~

 

■ディスコ三昧~プレイリスト

 

ちなみに、『ディスコ・ミュージック三昧』タイムフリーはありませんが、しーさんぽ @MCMLXV_65 さんが作ったBGMまで入ってるプレイリストが登場!→https://goo.gl/u2eybX  

 

~~~~

 

■Tグルーヴを招いて「ソウル・サーチン・ラウンジ37」

 

ディスコ・ミュージック評論家、Tグルーヴを迎えての「ソウル・サーチン・ラウンジ37」は2018年10月17日(水)新宿カブキラウンジで

 

今回のゲストは2018年9月26日に発売される日本コロムビアの音源から編纂された『ディスコ・グレイト・トウキョウ』のコンピで監修・選曲を担当し、数多くのディスコ曲のリミックス、プロデュースをして、世界的なディスコ・プロデューサーとなっているT-グルーヴこと高橋ユキさん。一度、ハッスル本多さんが登場したときに、飛び入りで、ステージに上がったことがあったが、今回はこの新譜リリースに関連しての正式な登壇だ。

 

その9月26日発売の和物ディスコ・コンピについて→

 

コロムビア音源からTグルーヴが掘り起こした和製ディスコ・コンピ、9月26日発売

2018年08月17日(金)

https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12397918315.html

 

DISCO GREAT TOKYO-Columbia Disco Fever 1977-1980-selected by T-Groove0

オムニバス

日本コロムビア (2018-09-26).

https://goo.gl/KQbXL7

 

■イヴェント概要

 

「ソウル・サーチン・ラウンジ」第37回~2018年10月17日水曜T-グルーヴ登場決定~『ディスコ・グレイト・トウキョウ』発売記念イヴェント

 

タイトル 「吉岡正晴のソウル・サーチン・ラウンジ~No.37~売れっ子ディスコ・プロデューサー、T-グルーヴを迎えて」

 

日時 2018年10月17日(水)開場18時30分、第一部=19時30分~20時30分、第二部=21時~22時 (入れ替えなし、通しでお楽しみいただけます)

 

場所 カブキラウンジ

住所 東京都新宿区歌舞伎町 1-23-13 TC大滝ビル5階 (1階は出会いカフェ・キラ)

電話 03-6205-5125 (問い合わせは下記予約メール送り先までおよせください)

入場料 2000円(ワンドリンク付き)

 

出演

 

司会 吉岡正晴

ゲスト T-グルーヴ T-Groove

サポートDJ OSA

http://kabukilounge.tokyo/

座席数 約30

 

若きディスコ評論家で、ディスコ・プロデューサーのT-グルーヴがマニアックなディスコ・ミュージックの歴史を詳細に語ります。

 

予約方法 下記メールアドレスへ「ソウル・サーチン・ラウンジ37回~T-グルーヴ回」参加希望と書き、参加人数、お名前、連絡先などを明記してお送りください。折り返し、確認メールを差し上げます。なお、携帯メールなどで受信ドメイン指定をされている方はsoul_searchin_lounge@yahoo.co.jp からのメールを受信できるように設定してください。予約なしでも入れますが、予約をいただけば優先的にお席を確保いたします。

 

予約メール送り先

soul_searchin_lounge@yahoo.co.jp

 

ポイントカードお持ちの方、ポイントしっかり押します。ポイント10個で素敵なプレゼント進呈。まだお持ちでない方、初来場の方には新しくポイントカードを差し上げます。

 

~~~

 

 

 

ENT>MUSIC>EVENT>Soul Searchin Lounge

ENT>ARTISTS>T-Groove

RADIO>NHK>Zanmai>Disco Music Zanmai