〇チェンジ、33年ぶりの新録・新作アルバム『ラヴ・4・ラヴ』発売へ

〇チェンジ、33年ぶりの新作アルバム発売へ

【Change Will Release First New Album In 33 Years】

ディスコ。

1980年代、イタリアとニューヨークで録音されたディスコ・グループ、チェンジがおよそ33年ぶりに新録による新作アルバムを今夏（2018年夏）にリリースする。タイトルは『ラヴ・4・ラヴ』で、イギリスのフォンテ/ニューヨークのRFCの共同レーベル、フォンテ／RFCからリリースされる。2枚組CDで9曲新録による新曲、過去曲のリミックス7曲収録される。プロデュースは、オリジナルのプロデューサーであるイタリア人マウロ・マラヴァシ＆ダヴィデ・ロマーニ。またオリジナルのエグゼクティヴ・プロデューサー、ジャック・フレッド・ペトラスは、1987年、イタリアのマフィアに殺害されたと言われているので今回は参加していない。

今回のメインのリード・シンガーは、タニヤ・ミッシェル・スミス。カナダ出身でバークリー音楽院に通い、現在はパリ在住のシンガーだ。

一応、ユーチューブにはこんな音源があった。

https://www.youtube.com/watch?v=WaPYPrKXj3A

アルバムに先がけての最初のシングルは「ヒット・オア・ミス」。アルバムの制作自体は約2年かかったという。ジョスリン・ブラウンをフィーチャーした「イッツ・ア・ガールズ・アフェア」は、2年ほど前に録音、シングルとしてリリースされている。

大ブレイク前のルーサー・ヴァンドロスをフィーチャーした「サーチン」は別ミックスが収録される。

goo.gl/FBhPTP

トラックリストは次の通り。

DISC 1

1 Hit Or Miss

2 All My Life

3 Love 4 Love

4 Make Me (Go Crazy)

5 Friends

6 Living Monday

7 Living in Your Love

8 How Will We

9 Living Monday (All Black Version)

10 Too Late

11 Let's Go Together

DISC 2

1 Oh What a Feeling (Featuring Deborah Cooper) Figo Sound Version

2 Searching (Featuring Luther Vandross) Figo Sound Version

3 Seaside (Prelude)

4 You'll Always Be a Part of Me (Featuring Deborah Cooper & Rick Brennan) Figo Sound Version

5 It's a Girl's Affair (Featuring Jocelyn Brown) Figo Sound Version

～～

チェンジは、1979年、ナイル・ロジャーズ＆バーナード・エドワーズのシックに影響を受けたイタリアをベースに活躍していたクアドロープ出身のビジネスマン、ジャック・フレッド・ペトラスと、イタリア人ミュージシャン、マウロ・マラヴァシが組んで、イタリアとニューヨークのスタジオ・ミュージシャン達を起用して作ったディスコ・グループ。ペトラスは資金面を、マラヴァシがダヴィデ・ロマーニとともに音楽面をてがけた。

1980年にアメリカ、RFCレコードからリリースされたデビュー作『ザ・グロウ・オブ・ラヴ』がいきなりディスコで大ヒット。同作収録の「サーチン」ではまだブレイク前のルーサー・ヴァンドロスがリードを取っている。

以後1985年の『ターン・オン・ユア・レディオ』まで強力なディスコ・レコード、アルバム6枚を作った。新録新作としては、同作以来33年ぶり。ただし、2009年に1980年代初期から中期に録音しながら未発表だった作品などを集めたベスト的なアルバム『チェンジ・ユア・マインド』を出している。

33年ぶり新作となると、ディスコ・ファンからは熱烈な期待が集まるものとみられる。

～～～

チェンジの80年代のアルバム

①Glow of Love

Change

Warner Bros / Wea (1992-08-26)

https://goo.gl/d2ZgSo

②ミラクルズ

チェンジ

ワーナーミュージック・ジャパン (2014-02-26)