〇マーシャル・トンプソン(シャイ・ライツ)も2019年末で現役引退へ
【Marshal Thompson Will Retire End Of 2919】
引退。
1970年代に「オー・ガール」「ハヴ・ユー・シーン・ハー」などの大ヒットを放ったシカゴのソウル・ヴォーカル・グループ、シャイ・ライツの唯一の生き残りメンバー、マーシャル・トンプソンがグループ結成から60周年を迎える2019年いっぱいで現役を引退すると本人のSNSで発表した。
つい先ごろ、同世代のソウル・ヴォーカル・グループ、オージェイズも2020年をめどに引退かと語っていたところだった。
グループは1959年、当時地元のハイスクールの二つのグループが合体してできたもの。二つのグループは、シャントゥアーズ(ユージーン・レコード、ロバート・レスター、クラレンス・ジョンソン)とデズィデロズ(マーシャル・トンプソン、クリーデル・ジョーンズ、エディー・サリヴァン、デール・ブラウン)。当初はハイ・ライツと名乗っていた。その後、シャイ・ライツへ改名。
オリジナル・メンバーで生存しているのは、トンプソンだけ。
シカゴのインディから何枚か出した後、1969年ブランズウィック・レコードから出した「ギヴ・イット・アウェイ」がヒット。以後コンスタントにヒットを出すようになった。1970年の「アー・ユー・マイ・ウーマン」はビヨンセが「クレイジー・イン・ラヴ」でサンプリングし最近でも有名に。1971年「ハヴ・ユー・シーン・ハー」、1972年の「オー・ガール」(全米1位)の二大ヒットでメジャーな存在に。特に曲を書き、リードを歌うユージーン・レコードのやさしいヴォーカルが大きな人気となった。
1977年、リードのユージーン・レコードがソロに独立するためにグループを脱退。ソロ・アルバムをワーナーから3枚ほどだし、その後1枚インディで出した。
1983年頃、一度、ユージーン・レコードが再参加。
2013年、R&Bミュージック殿堂入り。
オリジナル・メンバーのマーシャル・トンプソンは1942年8月24日シカゴ生まれで、現在75歳。
シャイ・ライツは何度か来日しているが、2007年コットンクラブでのライヴが最後。
伝統。
2007年04月06日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10030186781.html
このときは、ロバート・レスターが来ていたが、マーシャル・トンプソンはいなかった。
シャイ・ライツ「オー・ガール」誕生秘話(パート1)~素顔の「オー・ガール」
2012年04月13日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-11221102310.html
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