○ボーイズ・トゥ・メン・ライヴ～ラスヴェガス仕様でのライヴ
【Boyz II Men Live : Las Vegas To Tokyo】
ラスヴェガス。
1990年代にまさに当時飛ぶ鳥をも落とす勢いのスーパー・プロデューサー2組、両巨頭によってプロデュースされ、世界的な人気を獲得したヴォーカル・グループ、ボーイズ・トゥ・メンのライヴが2017年12月13日（水）横浜・パシフィコで行われた。
今回は4人のバンドを従えてのパフォーマンス。往年のヒットを中心に、中盤にはロック・ギターをフィーチャーした。（下記セットリストで7曲目から12曲目まで）
このロックのカヴァー曲は近年彼らが行っているラスヴェガスでのショー・スタイルのものをそのまま持ち込んだようで、ラスヴェガスの観客を喜ばせるためのものということらしい。ラスヴェガスにやってくる観客は、必ずしもボーイズ・トゥ・メンのロイヤルなファンということではなく、そこで遊んでいるうちの一晩、エンタテインメントを見ようという人たちが多く、そんな彼らを喜ばせるために白人のロック曲などをいれているという。
ただ日本では完全に彼ら目当てにやってくる人たちが100％なので、そうした忖度は必要ないと思われるので、ボーイズ・トゥ・メン自身のヒット曲をもってやってほしいところだ。彼らは自身のヒット曲を30曲以上持っているのだ。
定番「アイル・メイク・ラヴ・トゥ・ユー」のところでは、薔薇のプレゼント。曲のイントロが始まり、メンバーが薔薇を持った瞬間、一階客席の後方からもどっとステージに向かって人（全部女性）が押し寄せた。これは絶対にはずせない演出だ。
ところで、彼らは日本盤が12月に出たばかりの新作『アンダー・ザ・ストリート・ライト』からの曲を一曲もやらなかった。これは彼らのルーツとも言えるようなドゥワップの作品を中心にカヴァーしたもの。ここから一曲くらいやればいいのにと思った。
この後、ボーイズ・トゥ・メンたちはグアムでライヴをやった後、東京に戻り新高輪プリンスホテル・飛天の間でディナー・ショーを行った。12月22日から24日までは、ラスヴェガス・ミラージュホテルでショー。
TERRY FATOR THEATER, MIRAGE HOTEL: 3400 S. Las Vegas Blvd. Las Vegas, NV. 89109
なお、今回は「25周年ライヴ」と謡っているが、彼らがデビューしたのは1991年なので、実際は26周年になる。グループ結成はさらにさかのぼる。
ボーイズ・トゥ・メン～2017年12月再来日～ドゥワップ・アルバムを携え
2017年11月10日(金)
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-12326397151.html
アンダー・ザ・ストリートライト
ボーイズIIメン
SMJ (2017-10-25)
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B0755Y5G5L/soulsearchiho-22/ref=nosim/" name="amazletlink" target="_blank"><img src="https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51rCCoZd9WL._SL160_.jpg" alt="アンダー・ザ・ストリートライト" style="border: none;" /></a>
Under the Streetlight （輸入盤）
Boyz II Men
Masterworks (2017-10-20)
Boyz II Men オフィシャルHP（英語）：http://www.boyziimen.com/home/
■ 来日履歴（ソウル・サーチン調べ）
1）1994年11月 武道館他
2）1997年12月 武道館他
3）1998年11月 『モータウン40』イヴェント 東京ドーム
--）2000年11月 プロモーション来日
4）2001年01月 武道館他
5）2003年01月 武道館他
6）2004年06月 国際フォーラム、渋谷公会堂他
7）2005年04月 東京ベイNKホール
8）2005年11月 大阪ブルーノート
--） 2006年10月 プロモーションで来日。ヴェルファーレでショーケース
9）2007年01月 渋谷公会堂他
10）2007年07月 イヴェント出演 幕張メッセ
11）2008年05月 武道館他
12) 2009年7月 パシフィコ横浜国立大ホール他
13）2010年8月 国際フォーラム他
14）2011年11月 国際フォーラム他
15）2012年12月 パシフィコ横浜国立大ホール他
16）2014年9月 国際フォーラム他
17）2016年 エグザイル・アツシ・ツアーにゲストで帯同
18）2017年12月 パシフィコ横浜国立大ホール他
（他に漏れているものがありましたら、こちらまでお知らせください＝ soul_searchin_lounge@yahoo.co.jp ）
■ 過去記事 （ソウル・サーチン・ブログ）
2003/02/06 (Thu)
Boyz II Men: War is not the answer
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200302/diary20030206.html
2003年2月5日水曜・日本武道館～『少年から大人への条件』
http://www.soulsearchin.com/entertainment/music/live/boyz20030205.html
2004/07/10 (Sat)
Boyz II Men Live At Kokusai Forum A: So Many Soundtrack To Everybody's Life
=Double Side Review=
=Side A Review=
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200407/diary20040710-1.html
2004/07/11 (Sun)
Boys II Men Live At Kokusai Forum A: A Road To Las Vegas
http://www.soulsearchin.com//soul-diary/archive/200407/diary20040711.html
（なんと、ここで、彼らが将来ラスヴェガスに進出するであろうと予言していた）
2008年05月17日(土)
ボーイズ・トゥ・メン~壮大なるカラオケ・ショウ：涙のトラック
https://ameblo.jp/soulsearchin/entry-10097478797.html
～～～～
Legacy: The Greatest Hits Collection
Boyz II Men
Umvd Labels (2001-11-13)
■セットリスト：ボーイズ・トゥ・メン 横浜・パシフィコ・ホール。2017年12月13日（水）
Show started 19:11
00 Intro
01. Thank You
02. Motown Philly
03. On Bended Knee
Interlude
04. It’s So Hard To Say Goodbye To Yesterday
05. Silent Night (Acapella)
06. Four Seasons Of Loneliness
[Guitars] (Covers) (7)-(12)
07. Jammin [Bob Marley]
08. Are You Gonna Go My Way [Lenny Kravitz]
09. American Woman [The Who]
10. Locked Out Of Heaven [Bruno Mars]
11. Come Together [Beatles]
12. Open Arms [Journey]
13. One Sweet Day
14. Water Runs Dry
15. I’ll Make Love To You
16. A Song For Mama
17. The Color Of Love – Outro
Enc. End Of The Road – Outro
Show end 20:26
Members
Boyz II Men
Nathan Morris
Shawn Stockman
Wanya Morris
Band
William Michael Shively (Bass)
John Fitzgerald Johnson (Guitar)
Terry Wesley II (Drums)
Reginald Salvatore Johnson (Keyboards)
(2017年12月13日・水・横浜・パシフィコ、ボーイズ・トゥ・メン・ライヴ)
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