○『今日から使えるヒップホップ用語集』に『ファンキー・プレジデント』のイラスト | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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○『今日から使えるヒップホップ用語集』に『ファンキー・プレジデント』のイラスト

 

【Book Of Hip Hop Slang】

 

プレジデント。

 

ジェームス・ブラウンのマンガ『ファンキー・プレジデント』の作者ジェイさん @f__kinJay が翻訳家押野素子さん @moraculous の著作『今日から使える ヒップホップ用語集』のイラストを担当、2017年9月28日に発売された。

 

今日から使える ヒップホップ用語集

押野素子・著 JAY・イラスト

スモール出版 (2017-09-28)

https://goo.gl/1UACZn

(A5判に近い大きさ=14.8 x 10.5 x 2 cm、184頁) 1300円+税 

 

本はヒップホップ界でよく使われる77の言葉をピックアップし、見開き2ページでワンワードを解説、実例を示す。

 

たとえば、ぱっとランダムに開いた「スワッグ(SWAG)」はこうだ。

 

(自分なりの)クールなスタイル、扇子、魅力や自身たっぷりな態度/立ち振る舞いを意味する。語源はすわがー(Swagger:自身たっぷりな態度。威張った態度)。

 

用例として、

 

「お前、すげえスワッグだな!」

 

You got mad swag!

 

といった具合。

 

押野さん本としては、『禁断の英語塾』に続くもの。

 

禁断の英語塾 (SPACE SHOWER BOOKs) 単行本 – 2014/3/28

押野素子 (著)

https://goo.gl/Tr7m2H

 

一方、ジェイさんには昨年(2016年)NHK-FMで放送された『ファンク三昧』のイラストをお願いした。それも好評で、どんどんとファンク・マンガが広がっていって嬉しい限りだ。

 

『ファンキー・プレジデント』は現在も新作が掲載されている。

 

http://funky-president.com/

 

以下、アマゾンにおける内容紹介↓

 

内容紹介

 

「フリースタイル」「ディス」「レペゼン」「ドープ」「ビーフ」……これらの言葉が持つ、真の意味とは?

 

ヒップホップの基礎的なスラングの意味と使い方を実例付きで紹介する、イルでドープなスラングのビギナーズ・ガイドブック。

 

フリースタイルでライムしたいMCも、リリックを深くディグしたいBボーイ&Bガールも必読の1冊です。

 

ワックな知ったかぶりとは今日でピース・アウト。ヒップホップ用語が、学校や職場など日常生活で大活躍します!

 

著者について

 

押野素子(オシノ モトコ)[著]

 

翻訳家、ライター。青山学院大学国際政治経済学部卒業後、レコード会社勤務を経てハワード大学ジャーナリズム学部卒業。現在はワシントンD.C.に在住。訳書に『NAS イルマティック』(スモール出版)、『ヒップホップ・ジェネレーション[新装版]』(リットーミュージック)、『ファンクはつらいよ ジョージ・クリントン自伝 バーバーショップからマザーシップまで旅した男の回顧録』(DU BOOKS)、『JB論 ジェイムズ・ブラウン闘論集1959-2007』(スペースシャワーネットワーク)、『マイケル・ジャクソン裁判 あなたは彼を裁けますか?』(スペースシャワーネットワーク)など多数あるほか、ヒップホップ/R&Bの歌詞対訳も手掛けている。また、著書に『禁断の英語塾』(スペースシャワーネットワーク)がある。

 

JAY(ジェイ)[イラスト]

 

1984年生まれのファンク・マンガ・ライター。ヒップホップをきっかけに10代の頃よりブラック・ミュージックに傾倒。「ソウルの帝王」ジェイムズ・ブラウンをサンプリングしたマンガ『ファンキー社長』を自身のWebサイト(http://funky-president.com/)で公開して話題を呼んだ。

 

ENT>BOOK>The Japanese Beginner’s Guide To Hip-Hop Slang

ENT>BOOKS>Oshino, Motoko, Jay