●チャールズ・バビット~ジェームス・ブラウンのマネージャー87歳で死去 | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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●チャールズ・バビット~ジェームス・ブラウンのマネージャー87歳で死去

 

【Charles Bobbit Dies At 87】

 

訃報。

 

1967年から「ゴッドファーザー・オブ・ソウル」ことジェームス・ブラウンのマネージャーを務めていたチャールズ・バビットが2017年6月9日までにアトランタで死去した。87歳。

 

チャールズ・バビットは、1966年にジェームス・ブラウンの元に行き「マネージャーになりたい」と直訴、その熱心さが功を奏し1967年にマネージャーとなった。以後40年近く、ジェームス・ブラウンの側近として働いた。一時期、マイケル・ジャクソンの手伝いもしていたことがある。

 

ジェームス・ブラウンにとって、ビジネス・パートナーはベン・バートというユニヴァーサル社(プロモーター、イヴェんたー)のトップがいたが、バートは主として興行面でのパートナーだったが、バビットは24時間ブラウンにつきそい、さまざまなビジネスも含め、仕事をしていた。

 

ジェームス・ブラウンは、「ハーデスト・ワーキング・マン・イン・ショー・ビジネス」(ショー・ビジネス界一の働き者)と言われたが、そのブラウンをして「お前(バビット)は、俺以上の働き者だ。なにしろ、俺が仕事をする前から準備をして、ステージを終わったあとも、片付けなどをして、俺以上に長い時間働くからな」とさえ言わしめたほど。

 

2014年、ジェームス・ブラウンの自伝的映画『ゲット・オン・アップ』公開時に、バビットの自著『“Charles Bobbit: My Years with the Godfather of Soul – A Must Read”』 あるいは『Making It Happen』が出ると発表されていたが、現時点で、そのリリースは確認されていない。ひょっとしたら自費出版的にリリースされたのかもしれない。

 

日本にもブラウンに帯同して何度も来ている。

 

http://www.eurweb.com/2017/06/charles-bobbit-james-browns-friend-manager-passes-away-87/#

 

OBITUARY>Bobbit, Charles (circa 1930 – circa June 9, 2017, 87-year-old)