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○キャリン・ホワイト、6月に17年ぶり来日

【Karyn White Will Come To Japan First In 17 Years】

17年ぶり。

1980年代後期から90年代にかけて活躍したR&Bディーヴァのひとり、キャリン・ホワイトが2012年6月、およそ17年ぶりに来日する。日程は、6月22日(金)と23日(土)ビルボードライブ東京、25日(月)ビルボードライブ大阪。

キャリンは、1987年6月、ジェフ・ローバーとともに彼のゲスト・シンガーとして初来日。その後キャリン・ホワイトとして1989年6月、有明MZA、90年代に入り、NKホールでアルBシュアー、ロブ・ベースとのジョイント・ライヴ、1992年3月、2作目『リチュアル・ラヴ』発表後のコンサート・ツアーで来日。その後1995年4月に来日。このときはコンサートホールで全10本のライヴをこなす人気振りをみせていた。これまでに計5回来日で、今回は約17年ぶり6回目(自身名義では5回目)の来日となる。

「スーパーウーマン」の大ヒットでスターダムにのしあがった。

彼女は1994年3作目の『メイク・ヒム・ドゥ・ライト』以来、アルバムは出しておらず、活動休止状態だった。しかし、最近新作『Carpe Diem』をリリースする予定で、ここ2-3年で活動を再開し始めている。これが、6月に日本のPヴァインからリリースされる。

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キャリン・ホワイトは1965年10月14日ロスアンジェルス生まれ。5人兄弟の末っ子。教会でゴスペルを歌うところから始まった。

ロスのジャズ・フュージョン・キーボード奏者、ジェフ・ローバーのシングル「ファクツ・オブ・ラヴ」でゲストとしてフィーチャーされ脚光を集め、その後、ワーナー・ブラザーズとソロ契約。1988年、『キャリン・ホワイト』でデビュー。これはLAリード&ベイビーフェイスがプロデュース。ここから「ザ・ウェイ・ユー・ラヴ・ミー」「シークレット・ランデヴー」「スーパーウーマン」「ラヴ・ソウ・イット」が大ヒットし、スーパースターの座についた。

その後1991年『リチュアル・ラヴ』(ジミー・ジャム&テリー・ルイスのプロデュース)から「ロマンティック」が大ヒット。そして1994年『メイク・ヒム・ドゥ・ライト』をリリース。そこそこのヒットにはなったが、ワーナーからは離れた。つまり、キャリンは、LAリード&ベイビーフェイスと、ジャム&ルイスという1980年代もっとも売れっ子だったプロデューサー・チームの元で作品を出したアーティストということになる。

2012年に18年ぶりのアルバム『Carpe Diem』をリリース。

プライヴェートでは、1992年にテリー・ルイス(ジャム&ルイスの片割れ)と結婚したが、後に離婚している。その後、プロデューサーのボビーGという人物と再婚した。

最近では、インテリア・デザインの会社、不動産業で成功しているという。

■キャリン・ホワイト最新作『カルペ・ディエム-シーズ・ザ・デイ』(2012年6月13日発売)

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■ ベスト

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■ ビルボードライブ

http://www.billboard-live.com/

http://www.billboard-live.com/pg/shop/show/index.php?mode=detail1&event=8067&shop=1

http://www.billboard-live.com/membersarea/divas.html

ANNOUNCEMENT>White, Karyn