フレンドリー | 吉岡正晴のソウル・サーチン

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【エボニー・フェイ・ライヴ~歌とトークでコージーな夜】

フレンドリールイージマリオ

「えぼちゃん」こと日本在住アメリカンR&Bシンガー、エボニー・フェイがトリオを従えて比較的ジャズっぽい作品を小さなジャズバーで歌うというので出向いた。場所は六本木ハリントン・ガーデンの地下一階。2005年12月にできた「クール・トレイン」という30人も入ればいっぱいになる店が30人も入って超満員だった。グランドピアノ、ドラムセット、そしてアコースティック・ベースがあり、このトリオをバックにエボニーがスタンダードを中心に歌った。

エボニーをじっくり見るのは昨年10月以来ちょうど1年ぶり。前回はフィリップ・ウーとのメビウス・セッションだった。その後、チューチュー・パピコのCMが彼女だったことが判明したりしていた。そのことを尋ねたら「たくさん、CMやってるの、だから全部は覚えてない・・(苦笑) ○社、△社、□社、いろいろやったわ」。(会社名を立て続けに言われたが、忘れてしまった)

ジャズを中心に歌うエボニーはなかなか大人っぽい。MCも絶好調。「今日はまだ月曜なので、静かにクールにすごしたいでしょ。今日のテーマはジャズ・ナイト。だから、R&B、ソウルを聴きたいという人もいるかもしれないけれど、なにか問題ある、ヨシオカさ~ん」 いきなり振るな。(笑) 「ノー・プロブレム!」と言ったさ。

観客の中に、仲良し2人組みディーヴァ・グレイとマクサン・ルイスがいた。エボニーがセカンドでロバータ・フラックの「キリング・ミー・ソフトリー」を歌う。すると後半、「ララララララ~」というコーラスを客席のディーヴァとマクサンがコーラスを歌いはじめた。小さい店なのでマイクなしでも十分コーラスが聴き取れる。「レディース・アンド・ジェントルマン、ミス・ディーヴァ・グレイ、ミス・マクサン・ルイス!!」 エボニーが彼女たちを紹介した。おなじみソウル・サーチャー、ジェイ・スティックスが叩くジャズ曲を初めて聴いたが、やっぱりセンスある。なんかはたから見ているとまるで簡単にプレイしているのだが・・・。

会場の雰囲気は、エボニーのファン、友人たちが訪れていたせいかひじょうにアットホームでフレンドリーになっていた。帰り道に、なんとタトゥー・東京がなくなっていたのを発見した。今や更地。次には何ができるのかな。

□過去関連記事
August 01, 2007
Who Sings On "Papico" CM?
http://blog.soulsearchin.com/archives/001932.html

October 26, 2006
Philip Woo Featuring Ebony Faye And Ishinari Masato
http://blog.soulsearchin.com/archives/001346.html

□ メンバー
エボニー・フェイ / Ebony Faye (Vocal)
ジェイ・スティックス / Jay Stixx (Drums)
吉田賢一 (ピアノ)
山村隆一 (ベース)

□セットリスト
Setlist : Ebony Faye Live At Cool Train, October 22, 2007/10/23
セットリスト エボニー・フェイ 

First set
Show started 19:02
01. (Instrumental)
02. (Instrumental)
03. Our Love Is Here To Stay
04. This Can’t Be Love
05. Someone To Watch Over Me
06. Just The Way You Are
07. One Day I’ll Fly Away
Show ended 19:45

Second set
Show started 20:42
01. (Instrumental)
02. Nearness Of You
03. Killing Me Softly With His Song
04. Thou Swell
05. Fly Me To The Moon
06. God Bless The Child
07. You’d Be So Nice To Come Home To
Show ended 21:23

(2007年10月22日月曜、六本木・クールトレイン=エボニー・フェイ・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Faye, Ebony
2007-138