フィリップ・ウー2年ぶりの絶好調ライヴ~ライヴ・レポ(パート1)~適材適所に才能あるシンガー、ミュージシャンを配置して~ドキュメンタリー用にも撮影
【Philip Woo Live At Blues Alley : Setlist And Live Report (Part 1)】
撮影。
「今日のライヴはみんなも映画に映るんだよ! (Today, you all gonna be in the movies!)」 そう宣言してから、ライヴは始まった。多くのソウル・アーティストたちと共演してきたエイジアン・アメリカン(アジア系アメリカ人)のキーボード奏者、フィリップ・ウーの約2年ぶりの自身のブルース・アレイでのライヴ。日本でも固定ファンが多いフィリップ・ファンが久しぶりに集結したようで、ライヴ告知まもなく、ソールド・アウトになったということで、満員御礼のライヴ。
そして昨日付(2026.03.29)本ブログで紹介したように、ここ3年ほど制作が続いているフィリップ・ウーのドキュメンタリーの最終段階の撮影がこの10日間ほど東京で行われており、このライヴの模様も撮影が入った。ブルース・アレイで館内放送用に録画している映像と、ドキュメンタリー・チームが撮影していたものを元素材にして編集していくようだ。さらに、ライヴの音源も29チャンネル・パラ、EQをかけない生音でロジックで録音しているという。音源がうまく録音できていればライヴ音源のリリースもあるかもしれない。
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ドキュメンタリーについて
フィリップ・ウー2年ぶりのブルース・アレイでのライヴ~ドキュメンタリーも制作中
2026年3月31日
https://note.com/ebs/n/n5a9cd61a99fa
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アンコールを含め全16曲は、おなじみの曲もあれば、マニアックな曲もあるという、いつものフィリップの選曲。下記セットリストにオリジナルと今回のステージで歌ったシンガーの名前をいれてある。後日、これらのオリジナルなどのユーチューブ動画をまとめる予定。
それにしてもおなじみの曲と誰も知らないような曲のバランスがおもしろい。どのシンガーも、どの演奏者もしっかり自分の持ち場をキープしつつ個性を発揮していて、みな素晴らしかった。
今回はホーンセクション4人、ヴォーカル4人にリズム隊4人というフィリップ・バンドでもかなりの豪華版。各メンバーにけっこうあちこちでそれぞれのソロを任せるので、1曲が長いがなかなか緊張感をもって聞くことができる。
ヴォーカルでは安定のアシュトン、クロイーに加え、マリカーとエミコ・スズキの2人を初めて見た。エミコ・スズキは、フィリップが昨年参加したデイヴィッド・ボウイのミュージカルのような演劇もの『ラザレス』で共演したときに、その歌声に惚れ込んで、今回誘ったという。(この前の四谷メビウスにも登場していたようだ)
フィリップは、「いつも若い新しい才能を探している。抜擢すると彼らはすぐに有名になってしまい、お金を稼ぐようになると、もう僕のところでは歌ってくれなくなる、だから、いつも新しいシンガーを探してるんだ」と言って観客を笑わせ、新しいエミコとマリカーを紹介した。
2人とも素晴らしかったが、エミコが歌い、ホーンの各ソロも交え、14分弱のアリーサの「エイント・ノー・ウェイ」は圧巻だった。この日の個人的には最大のハイライトになった。どちらも英語がしっかりしていて、そして歌唱も圧巻でリスナー/オーディエンスを圧倒した。
アシュトンは、ショーが始まるド頭でダニー・ハサウェイの「ラヴ・ラヴ・ラヴ」でかましてくれたが、このタイプの曲が本当によくあう。そして、LTD(ジェフリー・オズボーン)の「ラヴ・バラード」もあってた。
クローイはパティ―・ラベールもよかったが、パティー・オースティンの「セイ・ユー・ラヴ・ミー」はどんぴしゃで、彼女のミニー・リパートン/シャーデー的魅力がよくはまっていた。
セカンド・セットでは、フレンズ・オブ・ディスティンクションの「ゴーイング・イン・サークルス」と、そのフレンズのメンバーでもあり、その後アースのデビュー作にも入るジェシカ・クリーヴスをフィーチャーしたアースのファーストからの埋もれた一曲を並べて演奏するなど、かなりマニアックで嬉しかった。
そして、アンコールはメイズの「ビフォー・アイ・レット・ゴー」で大団円。
それにしても、これだけマニアックなライヴのソウル・ショーが日本・東京で気軽に見られるというのは、なかなか得難い体験だ。
唯一、ロイ・エヤーズの「エヴリバディ―・ラヴズ・ザ・サンシャイン」がなかったのが若干残念だったが、ライヴ終了後フィリップにきくと、「一度、香港でロイ・エヤーズの曲ばかりをやったことがあったんで、今回ははずした」そうだ。まあ、でも、フィリップのショーだったら、メイズ曲とロイ・エヤーズのこれらは毎回演奏してもいいような気もしないではないが(笑) ファーストの最後を「サンシャイン」にして、セカンドの最後を「ビフォー~」で締めれば、すべて丸く収まるはず。
後日、下記セットリストのユーチューブ、スポティファイ・プレイリストなどをまとめます。セットリストじっくりみていただきマニアックぶりを感じていただければ幸いです。(笑)
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セットリスト Setlist
Philip Woo : Play it On Woo, 3.30.2026,
At Blues Alley Japan, Meguro, Tokyo
( ) denotes original artist/s. ( ) released year. (From the album) [ ] lead singer tonight + background singers
First set
Show started19:19
1. Love, Love, Love (Donny Hathaway) (1973) (From “Extension Of A Man) [Ashton]
2. Everytime I See You, I Go Wild (Stevie Wonder[1979], J.J. Barnes[1966], Brainstorm[1979]) [Ashton, Maricar, Chloe, Emiko Suzuki]
3. 25 or 6 To 4 (Chicago)(1969)(From “Chicaco”) [Ashton]
4. Ain’t No Way (Aretha Franklin) (1968) (From “Lady Soul”) [Emiko Suzuki] Joseph on trumpet solo, Fumiya on sax solo, Kanae on trombone solo, Harumo on tenor sax solo
5. Music Is My Way Of Life (Patti LaBelle) (1979) (From “It’s Alright With Me”) [Chloe]
6. Inseparable (Natalie Cole) (1975) (From “Inseparable”) [Maricar]
7. Love Ballad (LTD (1976) (From “Love To The World”) / Jeffrey Osborne) [Ashton]
8. You Got Me Hummin’ (Cold Blood) [1969] (Sam & Dave[1966], Hassles, J. Blackfoot, etc) (written by David Porter / Isaac Hayes) [1969] [Emiko Suzuki]
Ended 20:27
Second Set
Show started 20:53
1. More Today Than Yesterday (Spiral Sarecase) (1969) [Ashton]
2. Going In Circles (Friends Of Distinction) (1969) (From “Grazin’) [Emiko, Maricar, Ashton]
3. I’d Rather Have You (Earth Wind & Fire) (written by Skip Scarborough) [1972] (from album “Last Days And Time”) [Emiko Suzuki]
4. Die With A Smile (Lady Gaga, Bruno Mars) (2024) [Emiko Suzuki, Ashton]
5. Say You Love Me (Patti Austin)(1977) (From Album “End Of A Rainbow”) [Chloe]
6. Stay With Me Tonight [Jeffrey Osborne] (1983) (From “Stay With Me Tonight”) [Gerald]
7. Do I Do (Stevie Wonder)(1982) (From Stevie Wonder’s Original Musiquarium) [Ashton]
Enc. Before I Let Go (Maze Featuring Frankie Beverly) (1981) (From “Live In New Orleans”) (Beyonce, 2019) [Ashton]
Show ended 22:10
Photo shooting ended 22:13
(Philip Woo Live At Blues Alley, 3.30.2026)
Members
Philip Woo ~Documentary and Live Recording~
(Key/Harmonica)Philip Woo
(Vo)Ashton Moore、
(Vo)Emiko Suzuki、
(Vo)Maricar,
(Vo)ChloeKibble
(Ds / Vo)Gerald Paini
(G)Hank Nishiyama
(B)Zak Croxall
(A.Sax/Fl)Fumiya Morishita
(T.Sax)Harumo Imai
(Tb)Kanae Haruki
(Tp)Joseph Motter
(Philip Woo Live At Blues Alley Japan, 3.30.2026)
(2026年3月30日月曜、ブルースアレイ・ジャパン・目黒、フィリップ・ウー・ライヴ)
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip
2026-
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(2026年3月30日月曜、ブルースアレイ・ジャパン・目黒、フィリップ・ウー・ライヴ)
ENT>LIVE>Woo, Philip
ENT>ARTIST>Woo, Philip
ENT>Documentary>Play It In Woo
ENT>MUSIC>LIVE>Woo, Philip
2026-





