お立ち寄りくださりありがとうございます☆

このブログは
運命と呼べる流れで惹かれ合った2人の
日々のお話をメインに綴っています。

愛のお話もしますので
複雑な恋愛で悩む方のヒントにもなれば…☆
(ソウルメイト/ツインソウル/運命/魂/引寄せ)

スピリチュアルなお話や
最近は発達障害(息子)のお話もお届けしてます✨


前回の続きです。


*・*・*・*・*・*


そのまま先ずはレストランに向かいます。


レストランは順番待ちの券を発券すると

あとはスマホから

待ち時間や待ってる組数を確認できます。


「レストラン、あと20分待ちだって。」

「いい感じやん。ここから遠いの?」


「車で5分で着くよ!

うちの近所のお店にしたの」


「じゃあ…レストランで待ってれば

すぐ順番になるか」


「うん!」


フウくんに少しでも街の魅力を伝えたい。

でも観光地や有名場所なんて

実は、そんなにない。



フウくんが知ってる場所…

えーっと……


「あ!あそこ!

◯◯ってライブハウス!」


「おぉ!!有名なとこじゃん✨!」


「そうそう。

そのくらいしか、有名な場所ないかも/笑」


フウくんとの

せっかくの昼間デートなのに

案内出来そうな場所なんてなくて

心がソワソワしてる。


レストランの後は

どうしたらいいんだろう…


結局、案内出来そうな場所なんて

見つけられないまま。



「あ…ここは私がいつも行くスーパーね/笑」


要らない情報も無駄に与えながら

レストランに着いた時には

順番がスムーズに進んで

あと2〜3組で呼ばれるまでになっていました。


モコモコジャケットは

車に置いていきます/笑。


フウくんの服装、やっぱり好き・..・。*


チェック柄だったり

アシンメトリーだったり

私好みの服装はいつも可愛いなと思う。



店内に入り順番待ちの席に座りました。


いつも行くお店なのに

隣にフウくんがいる…///


なんか、すごく変な感じ💦


ふとフウくんの手首を見ると

服の袖からブレスレットが見えました。


あっ…

やっぱりちゃんと

ブレスレット着けてきてくれてる…


ベリル大粒のブレスレット✨


私もちゃんと着けてきましたよ///



そんな頭の中の独り言。


レストランに着いてからの待ち時間は

5分くらいで済みました✨


番号を呼ばれて

席に案内されました。


ちょっと地元では有名なレストラン。

人気はあるけど

正直好き嫌いは分かれると思ってます。


お肉がかなりレアなので

苦手な人は苦手かも。

(私はちょっと苦手です🤣🫢)


だから心配だったけれど

肉の赤さにフウくんは嬉しそう。


「ここ、結構レアだけど大丈夫?」


「俺、レアめっちゃ好き!

美味そう✨」


良かったー😭



二人で定番メニューを頼みました。


「今日、来て本当に大丈夫だったの?

子供食べたがってなかった?」


「大丈夫。

俺、ここのレストランにずっと来たくて。

一人でもいいから絶対行くって

ずっと言っていたし。

それで来たからいいんだよ」


「それならいいけど…」


やっぱり無理をしてまで

来てほしくはなくて。


フウくんが今日

どんな状況で家を出たのか

少し気になってしまう。


それでも

来てくれたからには

今日という日を目一杯に楽しみたい✨



席に着いて注文して

いつもの流れでお肉が届きました🤩


食べて一口…

「うまい✨」

とフウくん。


「よかったー!!」


「なんで?」


「えっ💦?なんでって…

せっかく食べたくて来たんだから

美味しくてよかったなぁって…」


「いやいや

お前に勧められて来たわけじゃないしw

俺がずっと食べたくて来たんだから

そんなこと気にしなくていいんだよ」


あ…そういうこと?


「そっか💦

でもやっぱり喜んでもらえて嬉しいよ✨」


「うん。ウマイですよ✨」


「でもけっこうレアだけど

そんなにレア好きなの?」


「好きだねー。

焼肉もかなりレアで食べるかも」


「そうなんだ✨」


こういう会話から

フウくんのことを少しずつ知っていく。


いつもホテルばっかりで

ご飯の会話なんてしないから

10年も過ごして来ていても

フウくんの好みもあまり知らないまま。


なんか、そう考えると変な関係/笑。


少しでも会話したい私だけど…


フウくんは意外にも

食事中は無言であることを発見!


ただただ、食べる。


「フウくん、食事の時に会話ないの!?」


「え?別に…」


えーっ、つまんない/笑。


私は会話しながらゆっくり食事したい派。


もちろん話しかけたら応えてくれるけど

フウくんは黙々と食べ進めていきます。


ふと見ると…

フウくんはもう

ほぼ食べ終わってました。


「フウくん、食べるの早くない!?」


「そう?」


「待って💦

私まだ全然進んでない💦」


「別にゆっくり食べればええやんw

俺は俺のペースなだけで

早く食べろなんて言ってないやんw」


「そうだけど…

あまりにも早いから焦る💦」


「ゆっくり食べなさいw✨」


「うん✨」



こういうところ、本当に好き。


私の不安を

ちゃんと解消してくれる言葉をくれる。


愛情表現らしい言葉は少ないけど

フウくんと一緒にいると

フウくんが優しいことが伝わってくる。



なんかやっぱり…

ホテル以外の時間があると幸せ・..・。*



食べ終わって12時半くらい。


「ここって、タバコ吸える場所ある?」

タバコを吸うフウくんが聞いてきました。


「あーっ…昔はね、

外に吸い殻入れが置いてあったけど…

今どうだったかなぁ💦

外、出ようか?」


「おう。」


会計を済ませて

昔吸い殻入れがあった場所に行くけど

今は無い。


「ゴメン💦

今は無いのかなぁ💦」


「いいよ。

とりあえず車乗ろう」


と車に乗るとフウくんが聞いてきました。


「で、今から何処行くの?」


「えぇっ!?

いやぁ…それが……笑

観光地が全然なくて…

行けてもちょっと遠くて……

動物園とか!笑!興味ないでしょ💦?」


「うん、興味ないねw」


「うわぁぁぁ…いく場所、無いよー笑

フウくん絶対に

ホテルって言うと思ってたから💦笑」


「いや、別にホテルじゃなくていいよ。

何処でもいいよw」


うそでしょ!!?

ホテルじゃないの!?


ホテルしか調べてないから笑!!

🤣🫢


するとフウくんが

「あ…

目の前のとこ、喫煙所じゃね??

俺、吸ってくるわ。

その間に何処行くか、決めておいて」


「えーーーっ💦」


そう言って

タバコを吸いに行ってしまったフウくん。



待って待って待って…


本当に普通のデートに行ってくれるの!?


ホテル絶対、とかじゃないの!?


というか…

何処に行くのよ

こんな田舎で/笑。


観光地に行くにも…

車で30分以上かかっちゃうし

夕方に帰ることを考えると

ちょっと時間的に楽しめない感じ。


無難にゲーセン??

それじゃあ、つまらない??


もう…予想外過ぎて

予定が完全に狂っちゃう。


でも

"フウくんはホテルが絶対でしょ"

と言いながらも

楽しくホテル検索していた自分がいて


行きたいから検索しているわけで…


なんだ…私も私じゃん…

私こそ、じゃん…


そんな自分にガッカリもする。



フウくんが戻って来ました。


「決まった?何処に行くの?」


「うーん…

ゲーセンとかも、つまらない💦?

やっぱり動物園か……

あぁぁ…行く場所がないーっ笑!

本当にホテルじゃなくていいの?」


「いいよww

俺、言ったよね?

レストランの後の予定は

お前に任せるよってw」


「言った!言われた!けど💦

フウくんだから

ホテルって言うと思ったし…

観光地もここから遠いし……」


「ホテルでいいよ?」


「えーっ、本当に💦?

せっかく来てもらったのに……」


「俺は全然いいよw

一先ず、ホテル行くか?」


「うん///」


あぁぁ…不本意だ


もう少しオシャレな場所とかあれば

良かったなぁ…



車を出そうとした時。


「コレ」と

ブレスレットを見せてきたフウくん。


ブレスレットのゴムが切れかけてる💦


「ちょっと…前もって言ってよ/笑!

今日は時間がないから…

次に会った時でも大丈夫??」


「いいよー」


ここから家は5分だけど…

家には親居るし

ブレスレット直したら

楽しく過ごす時間も減っちゃう…


と考えて

ブレスレットを直すことは諦めて

そのまま車を走らせました。


でもゴムが切れそうなくらい

着けてくれているんだと思うと

嬉しいなと思う✨


また会いに行って

直してあげなきゃ・..・。*



「フウくん、帰るのは何時頃?」


「17時か18時台の新幹線に乗れれば…」


「分かった!!

それならやっぱり観光地は難しいかも💦

せっかく来てもらったのに…

結局はホテルとか…本当に恥ずかしい…

大丈夫??楽しい?」


「俺は全然、大丈夫だよ。

ほら、知らない土地で

こうして景色見てるだけでも楽しい✨」


「そう💦?

この辺りが私の生活圏内だよ」


こういう時

フウくんは否定的な表現をあまりしない。

食事の時もそうだけど

私を怒ったりもしないし穏やか。


だから一緒にいて嫌な気分にならない。


こういうさりげない部分が

結構ポイント高いかも?



私に意地悪を言う時は言うけど/笑

それは冗談だって分かるから。


そうじゃない時に

苛々しないで優しくいてくれるのが

私としては本当に安心感。


小さな頃から

"遅い遅い"と親に怒られて

何も出来ないと言われてきて

感情的な家族に囲まれて来たから


穏やかで

優しく受け止めてもらえることだけで

私は幸せを感じられる・..・。*



「へぇー

結構、お店とか色々あるな」


「そうそう!

スーパーもドラッグストアも

飲食店も色々あるしね。

生活には困らないかも✨

あ!あそこが私のバイト先ね/笑」


「おぉっ✨

いや、本当に色々あるね」


車を走らせながら

カーナビに付いてるTV機能で

TVを観ていたフウくんが

「この時間にこんな番組やってるw」

とローカルあるあるにも笑ってくれる。


「田舎だからね/笑!

こっちでは映らないテレビ局があって

それが昼間にローカル局で流れるの」


「なるほどなぁ」


そうして車を走らせていると

外の景色を眺めながら

フウくんかボソッと


「新幹線でこの金額で

2時間で来れるんだよな…」


と呟きました。


また来てもいいな…

と言いそうな空気で。



フウくんの本音は分からないけど

また来たいと

思ってもらえたらいいな・..・。*




フウくんが助手席に座ってる

私の日常生活の中にフウくんが居る


その光景に、不思議な感覚になる。



今までもちゃんと現実だったんだけど

今までが実は

夢だったんじゃないかってくらい…

今この瞬間にリアリティを感じます。


"私が毎日過ごすこの景色の中に

フウくんという人が居る"


というだけで

こんなにも色鮮やかになる



私たちの関係って

ちゃんと現実にあるものなんだ



そう意識深くに届いたというか

フウくんの存在が心だけでなく

物質的にも近くに感じられるような

今までにない変な感覚。



「フウくん

そこの細い道曲がるとね!

まさに!なホテルがいっぱいあるよ/笑」


「へぇー」


田舎のホテル街だって

フウくんから見たら新鮮なはず。


「久しぶり過ぎて…ちょっと迷う💦

あ、この道この道!」


とゆっくりと車を走らせて

私が目指していたホテルが見えてくると


「おっ!

あそこ、めっちゃ可愛いやん✨」

とフウくん。


「そうそう✨

あそこね、部屋ごとにコンセプトが違って

ヨーロッパとか!アメリカンとか!

めっちゃ可愛いのー✨

まさにそこに入ろうと思ってて」


「おう!ええやん✨」


こういうのを楽しめるのって

やっぱり"性"に積極的だからだと思う/笑。



でも…

積極的な私、

女なのに…恥ずかしい…?


こんな女、どうよ?


と思ってる私がいる。



女が性に積極的なことって

すごく恥ずかしいことだと思ってしまう。


だからいつも

こんな自分に生まれてしまったことを

何処かで責め続けている。



今の仕事をしていても、そう。


キラキラしていなきゃ

いけないような気がしていて

純真無垢を求められてるような気がして


本当の自分を曝け出したら

お客さんなんか

居なくなっちゃうんじゃないかって怯えて

私は私の本性を何処かで責めている。


だから、時々苦しくなる。


性に関しては

色々と一般とは違う自分がいて

世間一般とは

外れている自分を感じる度に

気付いたら繕って笑ってて

なんか胸の奥が苦しくなる。



「フウくん、どの部屋にしようか?

ネットで見てた部屋はね…

てか…結構埋まってるね!」


「ほんとだな。人気だな、ここ。」


「あ✨

フウくん、この部屋✨

狙ってた部屋空いてた✨」


「楽しみやねー✨」



二人でついワクワクしちゃう。


テンション上げられる感じが、

また解放感✨


周りと違う自分のせいか

いつも日常で結構我慢してしまって

どこかいつも孤独が消えないから

分かち合えることだけで幸せ。


分かち合えるって、大事だと思う。




やっぱり人間は

認められたい生き物なんだと思う


分かち合えて

自分の感覚は大丈夫なんだって

感じられることは

すごくすごく大切だと思う




時間は、13時くらい。


ホテルに入りました・..・。*



つづく

*・*・*・*・*・*